立憲の通告なしの財務相不信任案に与野党から「信義にもとる」「無意味だ」の声




防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案(財源確保法案)を巡り、立憲民主党は16日、「数多くの問題がある欠陥法案と言わざるを得ない」として、鈴木俊一財務相に対する不信任決議案を衆院に提出。

この日の財務金融委員会で法案を採決する予定だったが、委員会は流会となった。

立憲の不信任決議案提出について自民党から「信義にもとる」と言う声があがり、野党側からも日本維新の会から「無意味だ」との声があがったという。

立憲民主党が16日に防衛費増額の財源を確保するための特別措置法案をめぐる対応を不満として鈴木俊一財務相の不信任決議案を衆院に提出したことに対し、与野党からは「無意味だ」などと批判の声があがった。立民の岡田克也幹事長は16日の記者会見で「いいかげんな法案を出した財務相の責任は重い」と不信任決議案提出の妥当性を強調したが、他党からはスタンドプレーだとして冷ややかな目で見られている。

与野党は同法案について、16日の衆院財務金融委員会で採決することに同意していた。だが、立民は自民党に事前に通告することもなく、鈴木氏の不信任決議案を提出したため自民国対関係者は「信義にもとる」と憤った。

与党は18日の衆院本会議で不信任決議案を否決する考えだが、それまで衆院財金委の審議は中断し、参院への法案送付が遅れることになる。

自民の世耕弘成参院幹事長は「まさに日程闘争としか言えないような不信任決議案の提出だ」と指摘。「国会もそろそろ古いスタイルではなく、しっかり議論して、タイミングが来たら採決をする姿勢をとることが重要だ」と立民の対応を批判した。

立民が不信任決議案を単独で提出したことが物語るように、同党の国会対応は野党の理解も得られていない。日本維新の会、国民民主党、衆院会派「有志の会」の国対委員長らは16日、国会内で会談し、不信任決議案に反対する方針を確認した。

会談後、維新の遠藤敬国対委員長は記者団に「来週に採決がずれても廃案になるわけではない。無意味なことをするのが是か非かという判断で、われわれは非と思っている」と述べ、立民の国会戦術を「昭和の闘争」と批判。「6月からは電気代も上がる。そんな時にこんなことをしていると『バカじゃないか』と国民に思われ、政治不信につながる」と語った。

引用元 「信義にもとる」立民の通告なし財務相不信任案に与野党批判

自民党の遠藤利明総務会長は「なぜ財務相に不信任案を出したのか全く見当がつかない」と述べた上で「与党として粛々と否決して審議を進めるべきだ」と語った。(参考

国民民主党の玉木代表は「審議を遅らせる観点での国会の日程闘争は、少し古い国会のあり方ではないか。今の状況で打てる手が限られているとは理解しているが、国民の理解と共感を得られるかを冷静に分析する時代になっている」と述べた。(参考

指摘にもあるようにまったく「無意味」なもので、審議を遅らせただけだ。

ネットの反応

もう党として手詰まりなんだろうな
機運が高まってない状態の不信任案提出には国会内だけじゃなく国民も冷ややか。もはや何かやってるアピールにもなってない状態。
与党が過半数を超えてる議会で、なんで不信任案を連発するの?
本来、立憲がやらなければいけないのは不信任案を出す事でも、蓮舫議員とTwitterバトルする事でもないはずです。
不信任決議案を提出する事で廃案に持ち込める事が出来るなら大変意味のある事ですが結果、何も変わらなければ本当に無意味だと思います。
立憲は日本の防衛体制と専制国家に囲まれた危険な状態を理解していない







この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!