中国の複数の原発が福島の処理水以上のトリチウムを無断で大放出！→海洋放出に反対している人は中国に対して声を上げないの？？？

今年の夏には行われる見通しの福島第一原発処理水の海洋放出。一部のメディアや野党は反対の声を上げている。政府の方針に反対の声を上げるのはいつものことながら、肝心なことに対してダンマリを決め込んでいる。

中国の複数の原発が福島第一原発の処理水以上のトリチウムを海洋放出していることが判明したのだ。

我国の処理水の海洋放出には反対し、中国のトリチウム放出には何も文句言わないつもりなのか。

結局のところ、政府を批判できれば満足のようだ。

中国の放出にはなぜかダンマリ？？

福島第一原発の処理水放出をめぐり、一部のマスコミと野党は反対の論陣を張っている。処理水の海洋放出反対派にとって不都合な事実を読売新聞が報じた。

なんと福島第一原発の処理水に含まれるトリチウムを大きく上回る量を中国が海洋放出していると報じたのだ。

中国が国内で運用する複数の原子力発電所が、今夏にも始まる東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」の海洋放出の年間予定量と比べ、最大で約６・５倍の放射性物質トリチウムを放出していることが、わかった。

（中略）

日本政府関係者によると、中国は自国の原発のトリチウム放出について、周辺国との間で合意はなく、説明もしていないという。

（出典　ウィキペディア）

引用元　中国の複数原発がトリチウム放出、福島「処理水」の最大６・５倍…周辺国に説明なしか

最大で福島第一原発の処理水の約６．５倍のトリチウムを放出しているというのだ。このような実態を見ると、なぜ処理水の海洋放出について反対の論陣を張れるのか理解に苦しむ。

今年の２月、立憲民主党のとある議員はＴＷＩＴＴＥＲで次のような投稿をしていた。

確かに貯蔵された汚染水の行き場は問題ではあるが、政府も東電もALPS処理すれば問題ないとか、トリチウムは今も海洋放出しているとかしか言わない。しかし、それでは説明になっていないことに気づくべき。

引用元　https://twitter.com/kishimakiko_j/status/1629670904275046401

政府の説明に納得がいかない様子だが、中国が行っている周辺国との合意もない、説明もないトリチウムの放出に憤慨しないのか。

また２１年に４月には当時の枝野代表が、政府の海洋放出の方針について「政府は福島県民、漁民、漁師の皆さんを馬鹿にしているのかという怒りでいっぱいだ。」と語っている。（参考）是非とも中国に対しても同様の言葉を投げかけてもらいたい。

我国はNGで中国は問題なし。このような姿勢が国民の多数にウケるわけがない。