【だそうです…】韓国政府「『汚染水』と呼ぶのが政府の基本的立場だ」と「汚染水」表現を継続する考え示す
東京電力福島第一原発の処理水を巡り、韓国政府は5月に「汚染水」から「処理水」へ表現を変更する検討を始めたが、継続して「汚染水」と表現することにしたそうだ。
福島第一原発の処理水放出を巡り、韓国政府は放出される「水」の呼び方について現時点では「『汚染水』と呼ぶのが基本的立場だ」という考えを示しました。
韓国政府は処理水放出に関連した10日の会見で、放出される水を「『汚染水』と呼ぶのが政府の基本的立場だ」と説明し、引き続き処理水ではなく汚染水と呼ぶとしました。
そのうえで「IAEAの報告書にも様々な表現があり、適切な翻訳をするのが良い」とも述べ、メディアなどが場合により「処理水」と呼ぶこともあり得るという考えを示しました。
一方、「恣意(しい)的解釈や特定部分を強調する呼び方は適切ではない」と述べ、一部反対派が使う「核排水」などの呼び方は「根拠なく国民に不安を与える」として不適切だと指摘しました。
韓国政府は「核排水」という表現を問題視しているが、「汚染水」と表現することもとんでもないことだ。韓国政府は処理水海洋放出に理解を示したのならば、野党を抑え込まなくてはいけないのに、結局は野党に迎合し、国民の反発から逃れたい考えが透けて見える。
日韓議員連盟の武田良太幹事長がテレビ番組で「ここは一発、尹大統領を信じていくしかない」などと語っていたが、今回の件で不信感は高まったのでは?
リトアニアで開かれるNATO首脳会議に合わせ、日韓首脳会談を開催し処理水海洋放出計画についても協議する見通しのようだが、岸田総理はこの件について言及して「汚染水」から「処理水」へ表現を変更させるように苦言を呈していただきたい。もしそれを韓国が拒めば、日韓関係の修復は安全保障上の最低限にとどめ、後は「丁寧な無視」の姿勢で対応していただきたい。
原子力学の専門家で東京大学教授の岡本孝司教授のコメント
なお、トリチウムやウランは元々、天然海水にも含まれています。韓国の原子力発電所も、大量に海水にトリチウムを放出しています。これらも「汚染水」と呼ぶのでしょうか? トリチウムは韓国に降る雨にも含まれています。雨のほうが海水よりもトリチウム濃度は若干高いです。韓国も日本も放射性物質は我々の身の回りにどっさりあります。
「デマ」に負けることなく、福島の復興のための一里塚として、「処理水」の安全な放出を進めてもらいたいと思います。