共産・小池書記局長「今の事態(中国からの嫌がらせ電話)を解決する責任は、日本政府にある」→中国にガツンと文句を言うと自称していた共産党は何処へ???
処理水の海洋放出で異例の事態が続いている。非科学的な対応を見せた中国だが、今度は中国からイタズラ電話が殺到しているというのだ。
呆れる輸入規制に続き、イタズラ電話。中国のやることを想定することは不可能に近い。その中国のイタズラ電話に対し、共産党の小池書記局長が「今の事態を解決する責任は、日本政府にある」と語っているのだ。
以前は中国を厳しく批判していた共産党。その姿をもう一度見せてもらいたい。
なんでも政府の責任??
科学的な決着はついている処理水の海洋放出。その海洋放出だが、中国は安全であるにも関わらず、不安を煽っている。
その煽った結果、なんとも衝撃的な事態になっている。なんと我国に対して中国からイタズラ電話が殺到しているというのだ。
その殺到するイタズラ電話だが、我国の大多数の人は不安を煽り続ける中国政府に責任があると思っているはずだ。だが、共産党の小池書記局長はまさかの反応を示した。
福島第1原発にたまる処理水の海洋放出後、中国から嫌がらせ電話が相次いでいる問題について、共産党の小池書記局長は28日、「事態を解決する責任は、日本政府にある」との見解を述べた。
(中略)
そのうえで、「今の事態を解決する責任は、日本政府にある」として、「海洋放出を中止し、中国政府と事態の打開に向けた協議を行うべきだ」との考えを示した。
(出典 参議院)
なんと、だ。イタズラ電話の責任が我国政府にあるというのだ。科学的な説明をしても中国が非科学的な対応をとった結果がイタズラ電話なのだ。
小池書記局長は、処理水の海洋放出に中国の同意が必要だと思っているのか。我国が行うことに中国の同意、了解が必要なことの意味がわからない。
中国の代弁をしていると受け取らざるを得ない小池書記局長の発言だが、以前は中国に対して言うべき事をはっきり言っていた。
2020年には尖閣諸島に関連して志位委員長が次のような発言をしている。
王氏は24日の日中外相会談後の共同記者発表で「一部の真相が分かっていない日本漁船が釣魚島(魚釣島の中国名)周辺の敏感な水域に入る事態が発生している。これに対して中国側としてはやむを得ず必要的な反応をしなければならない」などと主張した。
志位氏はこの発言をめぐり「尖閣諸島周辺の緊張と事態の複雑化の最大の原因は、日本が実効支配している領土に対し、力ずくで現状変更をしようとしている中国側にある。中国側の覇権主義的な行動が一番の問題だ」と指摘。「日本側に責任を転嫁する、驚くべき傲慢不遜な暴言だ。絶対許してはならない暴言だ」と強調した。
(出典 衆議院)
当時の中国外相の発言について「驚くべき傲慢不遜な暴言だ。絶対許してはならない暴言だ」と保守も驚くほど強い表現で中国を批判していたのだ。
それが今回のイタズラ電話については「今の事態を解決する責任は、日本政府にある」。
中国に対して厳しい姿勢を示していた共産党は何処に行ってしまったのか。立憲民主党と連携をする過程で親中派にでもなってしまったのか。
今回の処理水の海洋放出について、以前の共産党のように中国に対して厳しい姿勢を示してもらいたい。