「水産業を守り抜く！」岸田総理が基金に加え、水産業への追加支援を大決定！
岸田総理が迅速な決断を下した。
岸田総理が下した処理水の海洋放出開始について、非科学的な対応を見せている中国。そんな中国の常軌を逸した行動で最も影響を受けているのが水産関係者だ。
我国の水産物の輸入を全面停止するという大暴挙を前に、岸田総理が迅速に動いた。
既に創設している２つの基金に加え、予備費を活用して水産業者への支援を表明したのだ。
基金に続き新たな支援策を打ち出した岸田総理！
国際的な安全基準に合致している処理水の海洋放出。しかし、だ。いくら科学的な安全性を説明しても理解しないのが中国だ。
中国がとった我国の水産物の輸入に全面的な停止という非科学的な措置に対して、８月下旬に岸田総理は緊急支援策の取りまとめを指示した。
中国による日本産水産物の全面的な輸入停止を受けて、岸田総理大臣は「中国市場だけに依存しない」ための緊急支援策を来週初めまでにまとめる方針を示しました。
岸田総理大臣：「輸入停止の混乱を乗り越えて、中国市場だけに依存をせず、世界の和食ブームを機会として、持続的・安定的に生業や事業が発展していくよう、特定国依存を分散するための緊急支援事業、これを創設いたします」
（出典 首相官邸）
岸田総理は処理水の海洋放出を決定する前に、２つの基金を創設し、水産業の支援に乗り出す姿勢を示していた。それに加えて新たな緊急支援策を取りまとめることを指示したのだ。
そして、岸田総理が指示した緊急支援策の中身が明らかになった。
岸田首相は４日、東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、中国が日本産水産物の輸入を全面停止した措置の影響を受けた水産業者への追加支援策に２０７億円を拠出する考えを表明した。財源には予備費を充てる。水産物の一時的な買い取り、保管のほか、販売先の新規開拓などを後押しする。
（出典 首相官邸）
中国の理解に苦しむ措置に、迅速に対応を打ち出した岸田総理。中国向けの輸出が多いものについては買い取った上で保管する制度の創設や、国内の加工体制の整備、販路の新規開拓等を打ち出した。
迅速な対応を見せる岸田総理だが、中国に対して直接語りかける場がある。５日からはインドネシアでASEAN首脳会議が開催され、週末からはインドでG２０首脳会議が開催されるのだ。
ASEAN関連の会議には岸田総理、そして中国の李強首相が参加する。岸田総理には国際会議の場で中国の横暴を糾弾してもらいたい。