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立憲民主党、閉会中審査で処理水に関するフェイク画像対策を求める→所属議員の発言を正すのが先では???

衆参両院で行われた閉会中審査。論戦のテーマは処理水だ。立憲民主党は長妻政調会長が質問に立った。

批判ばかりが注目を集める立憲民主党だが、閉会中審査では珍しく建設的な質問を行った。風評被害対策、偽情報対策を政府に求めたのだ。

しかし、だ。建設的な質問は評価するが、そのような対策を政府に求める前に、所属議員の発言を正す方が先ではないのか。

身内の発言をスルーしたまま、政府に対策を求めるのは違和感しかない。

珍しく建設的な質問をするものの、被弾した立憲民主党

閉会中審査が開催され、処理水が議論のテーマになった。中国の非科学的な対応や風評被害対策等やるべきことがたくさんある処理水に関わる問題。立憲民主党も問題の重要性を理解しているのか、珍しく建設的な質問を行っている。

長妻氏は、処理水放出に関するフェイク画像が拡散されていると指摘して、現状をただした。磯崎仁彦官房副長官が「内閣官房で集約をしている」と答えると、長妻氏は「国民に『フェイク画像だ』と発信してほしい」と促した。


(出典 衆議院インターネット審議中継)

引用元 立民の処理水追及不発 一部「汚染水」発言指摘され

フェイク画像に対して対応を求める立憲民主党の長妻政調会長。対策を求める姿勢は素直に評価できるが、立憲民主党は政府に対応を求める前に、やるべきことがあるのではないか。

長妻政調会長がフェイク画像に言及したことが、思わぬ質問につながった。日本維新の会が足立氏が立憲民主党に跳ね返る質問を西村大臣にしたのだ。

日本維新の会の足立康史氏は「さきほど長妻氏が偽情報、フェイクということをおっしゃった」と質問を切り出し、西村康稔経済産業相にこう尋ねた。

「立民の議員の中には処理水のことを『汚染水』という方がいる。まさに偽情報でありフェイクであると思うが、いかがか」

西村氏が「全くその通りだ」と答えると、室内の議員からは失笑が漏れた。


(出典 衆議院インターネット審議中継)

引用元 立民の処理水追及不発 一部「汚染水」発言指摘され

所属議員の「汚染水」発言に厳しい対応をとっていれば、国会の場で失笑に晒されることはなかったはずだ。

立憲民主党所属議員の「汚染水」発言を問われた泉代表は「どこで、どういう場で、どんな文脈で使ったのかつぶさに分からない」と語っていた。身内のフェイクは許容し、他のフェイクには対応を求める。この対応の差は一体どこから生まれてくるのか。

珍しく建設的な質問をしたかと思えば、自らの姿勢に跳ね返ってくる立憲民主党。バラエティー番組なら面白いが、行われているのは国権の最高機関である国会だ。

野党第一党の体たらく。こんな政党に政権担当能力があるとは誰も思わない。

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