泉代表「減税措置は解散の大義にならない」「減税を喜ばない人はいない。選挙の争点になるのか」
自民党の森山裕総務会長が「減税措置を打ち出すのであれば、衆議院を解散する大義になり得る」という考えを示したのに対し、立憲民主党の泉健太代表は「減税措置は解散の大義にならない」と、けん制した。
これについて立憲民主党の泉代表は記者会見で「増収分の還元にあたっては当然、財政再建にどう取り組むかも問われる。また減税をするにしてもこの秋にすぐ国民に届けられるわけではない」と指摘しました。
そのうえで「増税であれば政府の決断を国民に問うことになると思うが、減税を喜ばない人はいない。選挙の争点になるのか」と述べ、減税措置は衆議院を解散する大義にはならないとけん制しました。
一部のマスコミが「過去の安倍政権でも減税解散をした」「「減税」を大義に選挙となれば、有権者は「イヤだ」とは言わない。それが狙いだろう」などと報じているが、泉代表はこういった報道に踊らされ過ぎていないだろうか。現段階では岸田総理は早期解散を否定も肯定もしていない。「年内解散か?」「年内解散見送りか?」などと周囲が騒ぎ過ぎているだけだ。
そもそも、政権を一日も早く奪取したいのなら安住淳国対委員長のように「いつでも受けて立つ」という姿勢が重要なのではないだろうか。泉代表は「衆院選で150議席未達なら辞任」などといった手前、万全の態勢で選挙に臨みたいのだろうが、そんな思うように事が運ぶわけがない。
ネットの反応
誰も“解散”するとは言ってはいませんよ
野党第一党のくせに選挙嫌なの?
こんな事を言っちゃう時点でもう負けてるんだよ。
減税に乗っかって案をかぶせればいいのに。
国民は審判の為に選挙したいのに、どこかが解散やめろとか言うでしょ?
国民の敵はどっちなんだって話
国民の敵はどっちなんだって話
こういう論理的見解は好もしいと思う。