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環境省「中国のCO2濃度、公表の約1・5~3倍で増加」観測衛星で分析⇒COP28で発表へ




環境省は、中国の二酸化炭素(CO2)濃度の年間増加量が、中国が公表している数値の約1・5~3倍に上るとする報告書をまとめた。

報告書は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で発表されるそうだ。おそらく中国は反発するだろう。

報告書によると、日本の温室効果ガス観測衛星「いぶき」が、中国の約7万7000地点で、2009~22年のCO2濃度の年間増加量を観測したところ、0・6~1・2ppm(1ppmは1万分の1%)だった。これに対し、各国が公表する化石燃料使用量や発電所数などの情報に基づいた国際的なデータベースによると、中国のCO2濃度の年間増加量は0・2~0・8ppmで、衛星観測の値が約1・5~3倍に上った。一方、日本と米国についても同様の条件で調べたが、衛星観測とデータベースの数値に食い違いはなかった。

同省幹部は「温室効果ガスの削減目標を定めても、誤差の範囲を超える数値の不一致があっては意味がない。日本は衛星観測でデータの透明性確保に貢献していく」と話す。

引用元 中国のCO2濃度、公表の1・5~3倍で増加…環境省が観測衛星で分析しCOP28で発表へ

多くの方がご存知かと思うが、中国は世界一の二酸化炭素排出量で、世界全体の約3割を排出していると言われている。日本は3%前後だ。しかし、同会議では国際環境NGOが、温暖化対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に日本を選んだ。これに対し、西村経済産業相は「日本の新しい技術を理解されていない方々が言っているのではないか」と指摘していた(参考)。

なぜか環境団体に非難されない中国だが、今回の公表数値の偽りがきっかけに注視されればいいのだが。

ネットの反応

中国がまともな数値を公表するわけないので当然といえば当然。
このあと、日本に対してどのような文句を言ってくるか楽しみです。
環境活動家は不自然に中国を非難しない。
まあ、でしょうね。
二酸化炭素の排出に関しては特にEU諸国は敏感になっているが、アメリカと中国はあまり関心がない。
地道に透明性のあるデータや調査結果を公表していくことで日本がいかに環境問題にまじめに取り組んでいるかが伝わると思うので継続的に頑張って頂きたい。
科学的根拠に沿った正しい数値を公表することは重要ですね。
環境省にはもっと活躍してほしい。







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