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深謀遠慮!安倍元総理が懸念していた一帯一路、G7唯一の参加国のイタリアが離脱を正式通知!!安倍元総理の心眼は、今も我国の外交を照らす!!

中国の習近平国家主席が力を注いでいる巨大経済圏構想、それが一帯一路だ。

中国主導の巨大経済圏構想に早い時期から懸念を示していたのが安倍元総理だ。安倍元総理は国会で参加の有無を問われた際に4つの条件を示していた。

安倍元総理が懸念していた一帯一路だが、G7で唯一参加していたのがイタリアだ。そのイタリアが一帯一路からの離脱を正式に通知したとの報道があった。

安倍元総理の懸念が的中した形となったイタリアの一帯一路からの離脱。安倍元総理が示した方向性を今後の外交でも活かしてもらいたい。

イタリアが一帯一路からの離脱を正式に通知!

影響力を強めよう懸命になっている中国。その目的を達成するための1つの方法になっているのが中国主導の巨大経済圏構想の一帯一路だ。

習近平国家主席の肝いりのプロジェクトだが、大きな動きがあった。G7で唯一の参加国であるイタリアが正式に離脱を通知したというのだ。

現在、イタリアの首相を務めるメローニ首相は、首相就任時に一帯一路はイタリアに大きな経済的な恩恵をもたらしていないとし、離脱する考えを示していた(参考)。

イタリアが正式に離脱を通知した一帯一路だが、我国でも参加を求める声は今でもある。悪夢の民主党政権で首相を務めた鳩山元首相はXに「今からでも150カ国、三千プロジェクトの一帯一路に日本も参加すべきと思う」と投稿するほどだ(参考)。

しかし、だ。一部の親中派が希望する我国の一帯一路への参加だが、参加に条件があるとした大宰相いたのだ。その大宰相は安倍元総理だ。

安倍元総理は、参議院予算委員会で一帯一路への参加を問われた際、「(4条件を)取り入れているのであれば、協力していこうということだ。全面的に賛成ではない」と答弁したのだ。(参考

この安倍元総理が語った4条件が対象国の財政健全性やプロジェクトの開放性、透明性、経済性の4条件だ。


(出典 首相官邸)

この安倍元総理が提示した4条件を中国がクリアしない限り、我国は一帯一路に参加しないのだ。

イタリアが、経済的恩恵がないとして離脱を通知した事実を見れば、安倍元総理がいかに先見性のある大宰相であったかがよくわかる。

安倍元総理が抱いていた中国に対しての懸念。それを今後もベースにして岸田総理には外交を展開してもらいたい。

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