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韓国大統領府高官「北朝鮮、12月にもICBMを発射する可能性がある」




「北朝鮮、12月にもICBMを発射する可能性がある」と韓国大統領府高官が言及したという。

韓国大統領府の金泰孝(キムテヒョ)国家安保室第1次長は14日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を「12月にも発射する可能性がある」との見方を示した。訪問先の米ワシントン郊外で記者団の質問に答えた。北朝鮮がICBMを発射すれば7月以来。金氏は情報の詳細については「申し上げられない」と説明を避けた。

引用元 北朝鮮のICBM「今月中にも発射の可能性」 韓国大統領府高官発言

どれだけ信憑性があるかわからない情報だが、日本の各メディアは一斉に報じている。もちろん国連安保理決議で北朝鮮の弾道ミサイル発射は禁止されている。しかし、今年7月にも北朝鮮は発射させていて、防衛省は7月12日「北朝鮮は本日9時59分頃、平壌近郊から、1発のICBM級弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました」、7月19日「北朝鮮は本日3時台、北朝鮮西岸付近から、2発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました」、7月25日「北朝鮮は7月24日23時台、北朝鮮内陸部から、2発の弾道ミサイルを、東方向に向けて発射しました」と、それぞれ発表している(参考)。

これを受け国連安全保障理事会で緊急会合が開かれ、日本や欧米などは北朝鮮が安保理決議に違反し続けていると非難したが、中国とロシアが北朝鮮を擁護した。北朝鮮が弾道ミサイル技術を使って11月21日に軍事偵察衛星を打ち上げた際にも国連安全保障理事会は緊急会合を開いたが、中国とロシアが北朝鮮を擁護したため、安保理として一致した対応は取れなかった。

常任理事国である中国とロシアが擁護している間は北朝鮮はミサイル開発と発射を今後も続けるだろう。明らかに安保理決議違反なのだが、安保理が機能しないせいで北朝鮮はやりたい放題だ。おそらく12月に北朝鮮が弾道ミサイルを発射せたら安保理で緊急会合が開かれるだろうが、結果は変わらないだろう。







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