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【能登半島地震】記者、岸田総理の現地入りの予定について質問⇒岸田総理「まずは現状把握」高市氏「今は人命救助優先」




1月1日午後4時過ぎ、石川県で震度7の地震があり、気象庁は石川県能登に大津波警報を発表した。

NHKの報道によると、今回の地震で亡くなった人は3日午前0時の時点で県内であわせて57人確認されたという。また、輪島市や珠洲市、能登町では倒壊した家屋が多数確認されていて、全体状況は確認できていない状況だということで、各自治体が被害状況の把握を急いでるという(参考)。

政府は岸田総理が本部長となる非常災害対策本部を1日に設置。岸田総理は2日の会見で「私が本部長を務め、自衛隊、海上保安庁、消防、警察などを広域に動員をし、そして徹底して連携させること、また、プッシュ型支援により現地を支援するため、関係省庁の幹部の現地派遣、これを強力に行うということ、また、現地首長と直通オンラインでのコミュニケーションを開設し、迅速な情報収集、そして支援の展開に役立てるということ、さらには、公共インフラ事業者、特に携帯事業者や公共交通関係者への明確な指示を出すなど、対応を行っているところです。」と述べた(参考)。

記者会見では総理の現地入りについて質問があったそうだ。

(岸田総理の現地入りの予定について)
今、夜が明けて、そして現地の状況を、把握しつつある状況にあります。まずはその現地の把握が第一であると思っておりますが、今後の私の予定等については、この現地の状況を把握した上で、適切に考えていかなければならないと思います。そういったことも念頭に置きながら、現地状況の把握に努めてまいります。

引用元 令和6年能登半島地震についての会見

これについて、高市早苗経済安全保障担当相がコメント。

仰る通り。現地が混乱している中、総理が行くことで混乱を招く恐れがある。岸田総理と高市氏が述べるように、まずは人命救助を優先して状況把握に努めることが第一である。

東日本大震災では当時の菅直人総理が東京電力福島第一原発が電源を喪失した翌日に、突如、現地を訪れた。これによってただでさえ混乱している現場はますます混乱し、多くの批判を集めた。因みに、熊本地震では、当時の安倍総理は、災害発生の2週間後に地震による被害状況を視察するため、現地を訪問していた。

ネットの反応

東日本大震災を忘れている、あるいは知らない人が増えているのでしょうか。嘆かわしいことです。
トップが現場に行かなきゃいけないという迷信のようなものは早いとこ改善しないと。
事故直後の原発までノコノコ出掛けた首相がいましたっけ。
現時点で首相が被災地に入る必要は全くありません。

被災地の支援に必要な法令整備や行政手続を推し進めるため、永田町や霞ヶ関で行政各部の連携に万全を期することが首相としての最も重要な役割だと思います。

首相の被災地訪問が、どれだけ現場を混乱させるか…菅直人で十分わかってたと思うけどなぁ…
民主党政権時は首相が現地に赴き、怒鳴り散らし、現場を大変混乱させました。
岸田首相の現地に行かないという判断は、正しいものであると思います。

多くの人が災害発生直後の総理の現地訪問は時期尚早、現地がある程度落ち着くまで、本部で指揮にあたっていただきたいと思っているようだった。

改めまして、亡くなられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災地の方々にお見舞いを申し上げます。そして、皆様の無事と一日も早く日常生活を取り戻せるようお祈り申し上げます。







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