【発言者が否定?】共産・田村委員長「パワハラ発言」否定⇒受け手側がどう感じたかでは?
共産党の田村智子委員長が1月の党大会で「パワハラ発言」をしたとして、現役党員らから撤回と謝罪を求められたことについて、田村委員長は「パワハラではない」との認識を示した。
共産党の田村智子委員長は21日の記者会見で、1月の党大会における自身の発言は「パワハラではない」との認識を示した。「党大会の場で重大な誤りがある発言があれば、党大会の場でただすというのは中央委員会としての責任であり、中央委を代表してそういう発言を行った。(相手の)発言の内容についての批判であるということだ」と述べた。
田村氏は党大会で、著書で党首公選制導入を訴えた党員への除名処分を問題視した大山奈々子神奈川県議の意見について、「あまりにも党員としての主体性、誠実さを欠く」などと糾弾した。
これに対し、現役党員らが15日の会見で田村氏の謝罪と撤回を要求。「手厳しい批判を超えた人格攻撃ともとれる発言をした。明らかに公開の場でのハラスメント」「本気で社会変革、政治変革を目指すのならば、まずは共産が党内のハラスメント問題の誤りを克服することが不可欠だ」などと訴えていた。
発言者が否定するのはいかがなものだろう。ハラスメントは受けた者が不快感を感じたりすることなので、発信者が否定するのもおかしな話だ。
傍で見ていた記者の中からも「パワハラではないか」と感じた人が多かったようだ。
田村氏はこの発言の後に委員長に選出されたが、多くの党員の前で異論を「面罵」したことについて「パワハラ」だとする批判が噴出。党は繰り返しパワハラを否定しているが、記者会見ではパワハラだとする見方が相次いだ。
また「田村氏の委員長就任によって、さらに党内の言論環境は過酷になるとみている」と意見する党員もいるようだ。
Eさんは、田村氏の委員長就任によって、さらに党内の言論環境は過酷になるとみている。
「(田村氏は)これからますます締め付けが厳しくなるのではないか…というふうに、逆におびえざるを得ないような、『あれはパワハラではなかった』と、加害者がよく言うようなことを重ねておっしゃっている」
その上で、第三者委員会による検証が必要だとした。
田村氏が新委員長になり、党外へのイメージアップを図ったのだろうが、党内からの不満が続出しているようだ。
ネットの反応
だったら改革を提案した党員を、一方的に除名処分にするのではなく、話し合いの場を持って解決すべきではないのか?それが国際政治の外交的解決の基本であり、そのお手本を見せるのが共産党の責任である。
相手がパワハラだと指摘しているのだから、それを否定するのは間違い。