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柏崎刈羽原発での各種工事も手がけていた会社が破産開始決定。原発停止の影響で実質休業状態に




テレビ新潟は2日「柏崎刈羽原発での各種工事も手がけていた会社が破産開始決定 負債総額は約1億円」を配信。

柏崎刈羽原発内での各種工事も手掛けていた業者が原発停止を受け実質休業状態に陥り、破産開始を決定したことのこと。

東京商工リサーチ新潟支店によりますと、刈羽村の「サンワ」が6月19日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けました。負債総額は約1億円とみられます。

人材派遣やとび工事、電気工事などの各種工事を目的に1992年に設立されました。

柏崎刈羽原発内での各種工事も手がけ、ピーク時となる2010年5月期には3億1792万円の売上高を計上し、従業員数も46人まで増えました。

しかし2011年に発生した東日本大震災の影響を受けて全国の原発が停止し、この会社も2013年頃から実質休業状態になっていました。

2017年に事業を再開しますが、ピーク時には大きく及ばず、近年では人手不足もあり、2022年5月期の売上高は2000万円にまで減少し、業績低迷が続いていたもので、事業継続は困難と判断し今回の事態に至りました。

引用元 柏崎刈羽原発での各種工事も手がけていた会社が破産開始決定 負債総額は約1億円《新潟》

どうやら原発内の電気系統等の維持を主に請け負っていたのだろう。他にもこういったケースは表に出ていないだけで沢山あると思う。ノウハウを持っている企業が倒産するとなると、これまで原発に関わった技術者が減ることを意味する。非常に残念なことだ。

これまで動いていたものを止めるということは、それまで生業としていた人々の生活を著しく変化させるということを行政は肝に銘じておかなければいけない。

ネットの反応

再稼働させずにしている今の状態が色々な意味でどれだけ危険か。
刈羽原発を稼働していた時の経験のある技師はもう居なくなる。
地元は、安全に稼働してくれればと思っていても、外野の反対意見だけを聞いていたら、当然こうなるよね。
政府の補助もなく、
稼働してなければ、
潰れるに決まってるだろう。
いざ稼働しても、
誰も助けてくれない
この破産は国政と新潟県政による『人災』。

酷い話だ…

3.11から13年経って、技術者も業者もノウハウもドンドン失われていって、最早原発再稼働しようにも人的リソース不足で出来ない未来が見えているのが辛いです。
こうやって原発維持の技術がなくなっていくことが悔しい







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