玉木代表、都知事選の結果受け「『立憲共産党』路線は、今回で一つの終焉を迎えたのではないか」
国民民主党の玉木雄一郎代表が都知事選の結果を受け、「共産党と組んでやる『立憲共産党』という枠組みが、無党派の支持、広がりを欠く大きな原因の一つになったことは間違いない」「『立憲共産党』路線は、今回で一つの終焉を迎えたのではないか」と指摘。
国民民主党の玉木代表は9日の記者会見で、東京都知事選挙で蓮舫氏が3番手に終わったことについて、共産党との共闘路線が敗因の一つだとして、立憲民主党に路線の見直しを求めた。
小池百合子氏が3期目の当選を果たした都知事選では、無所属の石丸伸二氏が、無党派層からの得票を重ね、立憲と共産党が支援した蓮舫氏の得票数を上回り、2番手につけた。
玉木代表は会見で、「共産党と組んでやる『立憲共産党』という枠組みが、無党派の支持、広がりを欠く大きな原因の一つになったことは間違いない」と指摘。
その上で、「蓮舫氏が出て戦うことで勢いをつけて、次の衆議院選挙、政権交代という戦略だったのだろうが、明らかに政権交代の機運に水を差した。『立憲共産党』路線は、今回で一つの終焉を迎えたのではないか」と述べ、立憲に対して路線の見直しを求めた。
玉木代表は、立憲の泉代表と「近いうちに会って話そうと思う」と述べた。
都知事選において、無党派層が離れた原因が『立憲共産党』という枠組みが原因だったことは多くの方が指摘している。立憲内でもそういった声があがっているという。しかし、立憲と共産については、共産側が何としても離れようとしないだろう。また、いくら泉代表に呼びかけようとも、立憲内の左寄りの議員がはばを利かせているうちは路線の見直しは困難だと考える。
ネットの反応
共産支持者を取り込めば単純に数字の上ではプラスだが、潜在的なマイナスも大きいのは都知事選で立憲共産党の候補者が大敗したことで明らか
立憲民主党の終焉は当然の結果だと思いますが、有権者は自民党一党を良しとしているわけではないので、野党の皆さんが自分たちで出直すきっかけにすれば良いのだと思います。
英国スターマー首相は、2019年に労働党の党首に就任すると、党内の極左勢力を切り捨てて、穏健左派言われる人達も降格させたそうです。
政権を取る気がないのなら別ですが、立憲がもし本気で政権を取るつもりなら、英国の労働党のやり方は参考になると思います。
「立憲共産党」は、まだまだ続くでしょうね・・。共産党に飲み込まれるまで。