「石破ショック」に報道規制?高橋洋一氏明かす「報道から株価は必ず下がるとは言わないでほしいと言われている」
石破総裁誕生で株価暴落。
ネット上では「石破ショック」がトレンド入りするなど注目されたが、「石破ショック」について報道規制があったと経済学者の高橋洋一氏が明かす。
経済学者の高橋洋一氏が28日、出演番組の〝報道規制〟について語った。
27日に行われた自民党総裁選は決選投票の末に石破茂氏が高市早苗氏を破り、新総裁となった。10月1日にも102代首相に指名される。
一連の動きに株式市場は敏感に反応。金融緩和維持の高市氏が破れたことで、日経平均株価の先物は28日午後10時半現在、2000円を超える下げ幅となっている。
高橋氏はこうした話を番組に盛り込もうと思ったそうだが…。
28日に更新したXによると「早速報道『規制』。今日『先物』が2000円下がったというよと本番前にスタッフに伝えたら、報道から株価は必ず下がるとは言わないでほしいと言われている。断定的判断になるから」と返されたという。
その上で「先物が下がっているというのは、市場は将来下がるとみているんだから、きちんと先物が下がっているというよと伝えた」という。
高橋氏は同日夜のユーチューブライブでもこの件に言及。「月曜朝に(株価は)ドンと下がる。でも今日『テレビの視聴者をアオらないで下さい』とテレビ局からご指導を受けましたよ」と切り出した。
これにカメラを回す男性スタッフが「そんなこと言われたんですか?」と反応。
高橋氏は「だってさあ、株価の話わかりやすいから。(総裁選)1回目の投票まで高市さんで(日経平均は)ずっと上がってて。石破さんとわかった途端、(先物が)ドーンと落っこった。マーケットというのは正直なんだよな。世界中で取引が行われている。それで(テレビ局に)これは事実だから、と言ったら『断定的な判断をしないで下さい』って。これ、判断じゃないんだよ。実際に起こっていることなんだよ。誰でも見れる話。参っちゃったよ…」と苦笑いを浮かべた。
さらに「ようは〝石破ショック〟と言ってパニックにならないようにして下さいっていうのが、まぁ、テレビ局のほかのところに(お達しが)来たみたいだな」と暴露。テレビ業界も手探り状態であることを明かした。
早速報道「規制」。今日「先物」が2000円下がったというよと本番前にスタッフに伝えたら、報道から株価は必ず下がるとは言わないでほしいと言われている。断定的判断になるからと。先物が下がっているというのは、市場は将来下がるとみているんだから、きちんと先物が下がっているというよと伝えた。 https://t.co/8fuoAdl7Ab
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) September 28, 2024
何処からか圧力がかかったのか、メディアが勝手に忖度しているのかはわからないが、後者であれば散々国民に「次の総理は石破さん」と推してきた手前、石破総裁誕生で株価暴落はシャレにならないということだろうか。安倍政権の時にはパニックを起こそうと必死だったのに。そういえばコメ不足の話題の時もやたらと国民不安を煽っていたような気がするが、気のせいだろうか?
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