野田代表、朝鮮学校の無償化について「無理して変えるわけにはいかない」⇒左側の人たち激怒
朝鮮学校の無償化について、立憲民主党の野田佳彦代表は「無理して変えるわけにはいかない」との認識を示した。
立憲民主党の野田佳彦代表は20日、政府の高校授業料無償化の対象に朝鮮学校を含めるかを問われ、「北朝鮮が日本にミサイルを乱発している状況の中で、国民感情として国民の税金を使うことに違和感を持つ人はいるだろう。無理して変えるわけにはいかない」と述べた。東京都内で記者団の質問に答えた。
すると、野田代表の発言をめぐり、左側の人たちから落胆やお怒りの声が…
朝鮮学校の生徒は北朝鮮のミサイル発射に何の責任もない。生徒たちは在日3世・4世だ。彼らは日本で生まれ日本で育ち日本で学び日本で働き日本で生き日本で死ぬ、日本社会の一員だ。在日の人たちは、所得税も消費税も相続税もどんな税金も、日本人と同じように納めている。 https://t.co/UmtieA2z6B
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) October 21, 2024
この国で暮らす子どもたちは、国籍の違いにかかわらず等しく扱われるべきであり、民族教育を受ける権利があります。
立民・野田佳彦代表「無理して変えることはない」 朝鮮学校の無償化(産経新聞) https://t.co/bJg81NnDJI
— 🌺大椿ゆうこ 社民党副党首 /参議院議員(全国比例)🌺 (@ohtsubakiyuko) October 20, 2024
他にも「最悪」「ヘイトスピーチ」「差別」などの声があがっていた。一方では「ナイス」「無償化 絶対反対」という声も多くあがっていたが、おそらく保守層もしくは保守寄りの中道だろう。
「北朝鮮が日本にミサイルを乱発している状況の中で、国民感情として国民の税金を使うことに違和感を持つ人はいるだろう」とあるが、社民党のホームページには「朝鮮学校を高校無償化・幼保無償化から除外する理由について、文科省は「法令に則って学校運営をしていると確認できないため」、こども家庭庁は「幼児教育の質が担保されないため」と回答した」とあった(参考)。
ミサイル発射といった背景が影響しているのは確かだが、無償化できないのは、要件を満たしていないからだ。
前川氏は「生徒達には何の責任もない」というが、それはその通り。生徒達には責任はないが、運営側に問題があるから無償化が認められないのだ。論点を変えてはいけない。
また、野田代表は政党の党首なら「無理して変えるわけにはいかない」と回りくどいことを言うのではなく、要件を満たしていないことを伝えるべきだ。