「野党でまとまれば政権を取れる議席」に、玉木代表「いまの野党全部まとめて政権取ってもらいたいと思います?」
自公との連立を否定した国民民主党の玉木代表が、野党まとまっての連立にも否定的な意見を述べた。
鈴江キャスター
「国民民主党としてぜひ実現したい政策を実現するには、与党と連立することでは?」国民民主党・玉木代表
「連立を組む気はないですね。連立を逆に組んじゃうと、やりたいこと以外で我々が逆に同意できないことを含めて、セットでOK出さないといけないじゃないですか、閣内だから。そうじゃなくて私たちがどうしても成し遂げたい政策ごとにそれを求め、また、それをどこまでできるのかという中で、こちらの判断を決めていくというのが、一番私たちに期待してくれた有権者に応える方法かなと思っています」鈴江キャスター
「一方で野党系は過半数を超えています。野党でまとまれば政権を取れる議席ですが、そこの可能性は探らない?」国民民主党・玉木代表
「いまの野党全部まとめて政権取ってもらいたいと思います? 私が一番心配しているのは外交・安全保障なんですよ。今こういうふうに与党も野党も単独で過半数取る状況じゃない。極めて不安定。来月にはアメリカの大統領選挙がある。日米の安全保障を担当する責任者が代わったり、あるいはカウンターパートが変質する可能性があって、そういう中において、仮に安全保障で一致できないような、そもそも閣内で揉めるような形だと、南西諸島方面に対してすぐに領空侵犯、領海侵犯、またいわゆる有事が起きる可能性もあるので。外交安全保障とか原発を含めてエネルギー政策とか、国家の基本政策について一致できない人が集まってやっても、これは国のためにならないので」「さきほど政策が大事だと言いましたけど、野党に対してもそうだし、野党がまとまるにしても政策の一致なくしてやろうとしても、結果としてそれは安定的な国の運営に反することになると思いますので、なかなか難しいなというのが正直な印象だし、それをそもそもまとめるのは野党第一党である立憲民主党がどうするのか、まだ何の声かけもありませんから、そこはまず、どういうふうに考えるのか、よく見定めたいと思います」
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野党でまとまれば政権を取れると言うが、政策がバラバラの連立がどれほど危険か。それに、連立を組んだはいいが、政策が一致しなければすぐに内部分裂を起すことは目に見えている。
おそらく国民民主党は政策ごとの協力関係を選択するだろう。玉木代表も連立政権に加わることはないという考えを重ねて示した上で、党が掲げた政策の実現に向けて政策ごとに協力できるか判断したいと述べている。支持者や有権者もそれを望んでいるのではないだろうか。
ネットの反応
各党には各党の考え方があるのだから立憲と一緒じゃなくて当たり前なのに