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減税求める声に、小川幹事長「減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている」⇒批判殺到




朝日新聞が21日、「立憲・小川幹事長「減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている」」を配信。

■立憲民主党・小川淳也幹事長(発言録)

(有権者に)分かりやすいのは減税。フェアなのは給付じゃないかという議論も冷静にいえばある。しかし、問題はその冷静な議論がなかなか有権者の耳に届かなくなっている。

私見だが、「『再分配をする』と言っている、あなたたちを信用できない。再分配する前に(税金を)とらないでくれ」という減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている。これは政治不信の極まった姿であり、痛切にその責任を感じている。

しかし、減税すれば社会がバラ色になるほど、ことは単純でも簡単でもないので、政治の信頼回復と適正な再分配で社会を安定させていくということが本筋の議論としてあるべきだという考えを持っている。減税、消費減税を唱える方もたくさんいらっしゃるし、それには一定の理があり、正当性があるという前提で、これから党としてどうしていくかは十分に議論しなきゃいけないが、根本的な価値観として、考えとして、私はそういう考えを持っている。

引用元 立憲・小川幹事長「減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている」

小川幹事長自らも同日に朝日の記事をXに引用投稿した。

如何にも自分が正しい主張をしているか、自信満々だったのだろう。しかし、批判のコメントが殺到していた。

それを民意って言うんじゃないの?
生活が苦しいからだよ!
そんなこともわからないのか!
国民の敵認定です。
立憲民主党壊滅のため幹事長様自らアクセルを踏んでおられます

朝日の投稿にも小川幹事長への批判のコメントが殺到していたが、それ以上に小川幹事長の投稿には批判のコメントが集まり、炎上した。

野田代表も減税を求める声に対し「未来世代から搾取する政治はやめるべきだ」などと、増税を肯定したコメントをしたように、小川幹事長も減税には否定的なようだ。

小川幹事長は「再分配」が相応しいと述べているが、給付金などを受けられるのは主に低所得者だ。「公平性について疑問を感じる」などという、不満の声も少なくない。それに、 再分配は、貧困や格差をある程度是正する役割があるが、経済を動かすほどの効果があるだろうか。

経済が動かなければ、大企業は別として、中小企業が人件費を上げることは困難だ。それこそ無理に企業努力で手取りを上げようとして倒産や規模縮小する企業も増えるだろう。

なにより、今は中所得者も物価高騰に苦しんでいて減税を求める声が大きくなっているのだ。それが民意ではないか。もちろん、極端な減税も国の財政を危機に追いやる危険があるため禁物だ。それくらいは有権者も理解している。

立憲民主党は、AIで民意を解析するプロジェクトに参加するようだが(参考)、なるほど、代表と幹事長がまるで民意を読めていないのだからAI頼みになるのも頷ける。







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