石破茂の娘が法律抵触の疑惑:説明責任と問われる出処進退

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催される。この国を挙げて行う一大イベントを前に、チケットの不正転売の禁止等を目的とする「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案」が成立した。人気アーティスト等の公演チケットの不正転売により、「定価よりも法外に高い金額を払わないと公演を鑑賞できないファン」「高額な利益を得る悪徳転売者(ダフ屋含む)」が後を絶たないことが社会問題となっている。今回の法律案は、長年放置されてきた、このチケット不正転売問題にメスを入れることとなる。

この法案成立に尽力した議員の一人が石破茂議員だ。しかし石破茂議員の娘がチケットを転売していたのではないかとの噂がある。

・<コンサートチケット不正転売>を禁じる法律案が12月8日に可決、成立

超党派による「チケット高額転売問題対策議員連盟」総会が12日、衆議院第一議員会館・国際会議室でおこなわれた。コンサートチケットの不正転売を規制する「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案」が8日に、参議院本会議で全会一致で可決、成立したことを受け、自民党の石破茂・衆議院議員や山下貴司・法務大臣、立憲民主党の横光克彦・衆議院議員らが出席し喜びを述べた。また、関係団体から室伏広治氏らが出席しこれからの運営に期待を寄せた。

「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律案」は、利益を得るために定価を超える金額でチケットを転売することや、不正転売目的で譲り受ける行為を禁止。違反者には1年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方を科す。入場者や座席を指定した興行チケットが対象となる。

ライブ・エンタテインメント議員連盟会長でもある石破茂氏は「これから先は何が一体どうなるんだろう、ということが理解されないといけないと思います。どういう形で一般の方や地方、公共団体の方に分かって頂くか、そしてこれが興行の振興に繋がらなくてはいけません。“モノからコトへ”と言ったことでしょうか、一刻も早くこの制度が理解され興行の振興に繋がるよう努力していきたい」とこれからの動きについて気を引き締めた。
引用元 石破茂氏「モノからコトへ」チケット不正転売禁止法案成立で運営に期待:議員連盟総会

<法律案が禁止していること>
・利益目的とした、定価を超える金額でのチケット転売行為
・不正転売目的でチケットを譲り受ける行為

<罰則>
1年以下の懲役または100万円以下の罰金、もしくはその両方

法案の目的は大きく分けて2つある。1つは「興行入場券の流通」のルートを整備すること、もう1つは転売をしてる者が興行に関わっておらず不正に利益を上げている現状を是正すること。

・ライブ・エンタテインメント議員連盟会長の石破茂氏、芸能界出身の議員などが決意表明

この日は、アイドルオタクとしても知られる石破氏が会長を務める「ライブ・エンタテインメント議員連盟」が中心となり、芸能界出身の三原じゅん子参院議員(52)、今井絵理子参院議員(33)なども出席する中、法整備に向けた現状報告が行われた。

石破氏はネットダフ屋によって一般消費者が不利益を被っていることに「公序良俗に反する。既存の法で対応できないこともたくさんあるので、実効性のある法を作っていかなければならない」と決意表明
引用元 東スポ 音楽チケット“ネットダフ屋”許さん! アイドル好き石破氏 法整備に動く

石破氏は不正転売が横行することが許せないと、今回の法整備に向け熱弁をふるっていた。

不正転売についてはX JAPANのYOSHIKI氏宇崎竜童氏も公式に声明を発表していて、他にも数多くのアーティストから「許されることではない」という非難と解決を求める声があがっている。

参考記事;超党派で開催された「高額チケット転売に反対するアーティスト・アスリートの要望を聞く会」に宇崎竜童、夏木マリ、May J.、Zeebraが出席

・しかし、東京電力に勤務する石破氏の娘が、この法律に抵触する噂が存在する

チケット転売の違法性の線引きについて以下の記事にわかりやすく記してある。

ただ単に、行けなくなってしまったライブチケットを転売する事は違法ではない。違法かどうかの境目は、その転売が営利目的だったかという点にある始めからライブに行くつもりがないのにチケットを購入し、それを高額で転売した場合は違法になるのだ。ライブチケットを何十枚も大量に購入した場合は、ライブに行くつもりだったというのは無理があり、こういったケースでは違法になる。

しかし、行くつもりで買ったチケットを転売することは営利目的ではないとされ、条例違反にはあたらない。また値段の設定に関しても双方の合意が得られ、かつ常識的な範囲の金額であれば問題はないのだという。したがって、この点に関しては安心して転売を行ってもよいといえる。
引用元 どこからが違法?ライブチケット転売時の注意点と落とし穴

上記の記事と石破氏の娘を照らし合わせると、『複数枚購入』とあるが、友人と行くためにその人数分を購入していたのならば問題はないが、転売が目的ならば明らかに違法行為である。父親の人脈を使えば芸能界にもコネがあってもおかしくない。

今回成立した法案には特定興行入場券について、「業」として行なう「興行主の同意なき定価を超える価格での譲渡」及び「その目的での譲り受け」が対象になる。この「業」として行なうの意味は、多くの法律では、反復継続して行うこととされている。つまり反復継続して転売をすると違法ということになる。石破氏の娘の噂は「荒稼ぎ」しているというものなので、おそらく「業」としてやっていると捉えられるだろう。

転売を禁止する法案に賛同し、法案成立にまで持っていった父と、チケットを安価で購入し、それを転売することで利益を上げていたと噂の娘。子供の行為によって責任をとった政治家も過去にはいる。また社会は親に対し子供の行為について責任を持つことを求める。これは政治家に限らず、芸能人でも似たような事例は数多くある。

さて、この噂が事実なら、娘の違法行為で足元をすくわれる可能性がある。かつて石破氏は、加計学園の問題について「全く問題がないというなら、ふさわしい対応をとるべきだ」などと繰り返し述べてきた。この疑惑についてこそ、ふさわしい対応をとるべきではないのか?

もし事実なら、当然のことながら説明責任を果たして頂きたい。そのうえで、自らの出処進退を明確にするべきだ。

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