野田代表が高市総裁の人事構想を批判。麻生派議員起用は「ザ・自民党だ」




野田代表が高市氏が麻生派の議員を起用する方向で検討していることを批判。

立憲民主党の野田佳彦代表は5日、福岡市で講演し、自民党の高市早苗総裁が麻生派議員を起用する方向で調整していることについて、「ザ・自民党だ」と批判した。また、派閥の裏金問題に関与した旧安倍派の議員の処遇を注視するとした。

野田氏は、麻生太郎最高顧問が麻生派を解散せず、自民内で唯一派閥を存続させていることに言及。「他はみんな解消したのに、(派閥を)力の源泉として『石破おろし』の流れを作ったのは麻生さんではないか」と述べた。

その上で、高市氏が総裁選で支援を受けた麻生氏や麻生派の議員を党要職に起用する方向で調整していることについて、「高市さんは後ろの大物を気にしながら物事を進めることができるのか。とても心配だ」と語った。

また、旧安倍派の裏金問題に関与した議員で「説明責任を果たし切っている人はいない」と指摘。このうち要職に起用される人がいるのではないかとし、「人事を見ることで高市さんがどういう政治をしようとしているのか見えてくる」と述べた。

引用元 自民・麻生派議員の起用調整は「ザ・自民党」 立憲・野田代表が批判

自民党は「ザ・自民党」でよろしいのではないか。立憲も「ザ・立憲民主党」で行けばいいではないか。その結果、どの党を支持するかは、それは有権者の判断。因みに、人事については、メディアの報道だけで、高市総裁は発表していない。

他所のことをとやかく言うよりは、もっと自党について危機感を持った方がいい。高市氏が総裁に就任したことで、世論の反応がすごいことになっているし、市場も影響を受けている。これは期待感の表れで、離れていったかつての自民党の支持層がある程度戻ってくると予想される。

また、麻生派のことで何か言っているようだが、立憲も野田代表と距離を置く党内最大グループ「サンクチュアリ」の近藤氏を代表代行に据えることで同グループを取り込み、党内融和を図ったではないか。傍から見ていると、立憲もやっていることはさほど変わらないと思う。

話は変わるが、高市氏が新総裁となり、立憲民主党が自民党を批判し、それを朝日新聞が嬉々として取り上げるという従来の姿が戻ったようだ。

石破政権の時には立憲も野田氏も応援していたようだし、朝日新聞などの左翼メディアも石破政権を攻撃しにくそうだった。そのため立憲とメディアの連携がイマイチ取れていなかったが、かつて安倍政権を総攻撃した時の姿にやっと戻りそうだ。




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