
石破さん「自民党政治がいわゆる保守の路線へさらに傾くことにすごく違和感がある。」
強かった自民党を破壊し尽くした石破さん。本人にはその自覚はないようで、自民党が保守路線を歩むことへの危機感を滲ませている。
石破さんが保守路線に危機感を抱くのであれば、多くの人が、石破さんが歩んだ左派、極左路線に危機感を覚えたことを認識してもらいたい。
高市政権に違和感を抱く石破さん
約一年間続いた悪夢の石破政権。石破さんはご自身がどのように見られていたのか理解していないようで、高市政権への違和感を語った。
中国新聞が行ったインタビューで、石破さんは公明党の離脱について問われ、「自民党が野党で苦しい時、一緒にやってくれたことを忘れたらいかん。維新は新自由主義的。自民党政治がいわゆる保守の路線へさらに傾くことにすごく違和感がある。」と言い放ったのだ。(参考)
保守路線を歩むことへの違和感を示した石破さんだが、多くの自民党党員は、石破さんが見せた左派路線、極左路線に違和感、嫌悪感を抱いていたことを忘れたのか。その結果岩盤保守層が他党に流れたのだ。
また石破さんは公明党について、「一緒にやってくれたことを忘れたらいかん」と感謝しているようだが、公明党の表向きの離脱理由は“政治とカネ”だ。
石破さんが処理できなかった問題が、爆発しただけの話。公明党離脱の全責任は石破さんにあるといっても過言ではない。
総理退任後、現政権に口出しする石破さん。その政治姿勢に違和感を抱かざるを得ない。


