【日本メーカーが正しかった！】ＥＵ、２０３５年からのエンジン車販売原則禁止を撤回

ＥＵが対に２０３５年からのエンジン車販売禁止を諦めたようだ。

欧州連合（EU）欧州委員会は16日、エンジン車の新車販売を2035年から原則禁止する政策を撤回する方針を発表した。走行中の二酸化炭素（CO2）排出量を新車全体で21年と比べて平均90％削減するよう各自動車メーカーに要求。達成を条件に35年以降もハイブリッド車（HV）を含めエンジンを搭載する車の販売を認める。

欧州市場では電気自動車（EV）の普及ペースの遅れに加え、中国勢がEVで攻勢をかける。EUは気候変動対策で先駆的な存在だが、環境規制を大幅に緩和し、エンジン車やHVの販売比率が高い欧州自動車産業を保護する。HVに強みを持つトヨタ自動車などの日系メーカーの販売にも追い風となりそうだ。

規制緩和は自動車大国のドイツなどが求めていた。一方、フランスやスペインなどは電動化への投資が遅れると反対してきた。最終決定には加盟国や欧州議会の承認が必要で、今後の調整には曲折も予想される。

ただ新たな目標の達成にも、EVなどの販売比率を高める必要があるとみられる。

引用元　EU、エンジン車の禁止撤回へ　35年、CO2の90％削減条件

欧州では、補助金停止や価格差の拡大、充電インフラの未整備などが原因で需要が低迷しマイナス成長に。メーカーはハイブリッド車（ＨⅤ）へのシフトも進めている。

結局は日本のメーカーが正しかったということだ。

世界的なＥⅤ需要の失速を予測していたトヨタをはじめとする日本メーカーは、ＥⅤ一辺倒ではない「多様な選択肢」を提供する戦略を継続してきた。特にトヨタはＥⅤの弱点を補う「全方位戦略」を取ってきた。

日本車が売れすぎているのでＥⅤに舵を切ったが、今度は中国に市場を奪われそうなので撤回したというところだろうか。

ネットの反応

結局、無理だった。
政策主導でも市場（＝ユーザー）がついて来なかった、ということだ。

そもそもEUのエンジン車禁止は、完全に日本のメーカーに対する嫌がらせとしか思えなかった。

結局、トヨタの戦略が正しかった。
日本車叩きのはずが、新勢力の進出（特に中国）を許す結果となった。

寒波の中で電池の性能が落ちて車が使えなくなるというのは、EVにとっては致命傷ですよね。
少なからずや寒冷地では環境負荷が極めて低いハイブリッド車が主流となるのは必然と思います。

今回のEUによる方針転換は、日本の自動車産業が持つ「技術的優位性」と「現実的な戦略」の正しさを証明した形となった。