
立憲民主党の枝野さん、原発について「適地はないんです。」と語っていたのに今では「古い原子炉を廃炉にしてリプレースし、最新鋭にした方が安全性が高まる。ありかもしれないと最近思う」
立憲民主党の枝野さんが信じらないほどの変節をしている。
2023年2月の予算委員会で、枝野さんは岸田さんを相手に次のように語っていた。
枝野委員 適地はどこかということについては全く答えていただいておりません。適地はないんです。日本では無理なんです、この狭い国土にたくさんの人が住んでいる国では。
そして、安全神話とおっしゃいますが、安全神話に戻ってしまっているから、いや、五年や十年利用期間を延長しても事故は起こらないだろうなという、安全神話そのものじゃないですか。
東京電力福島第一原発事故が過酷事故となった原因はいろいろあります。もちろん最初の原因は津波ですが、なぜ大きな事故になったのか、直接的、本質的な原因を総理はどう認識されていますか。
これは岸田さんと原発について議論している最中の発言だ。この中で聞き捨てならないのが「適地はどこかということについては全く答えていただいておりません。適地はないんです。日本では無理なんです」と語っている点だ。
この一文からは、枝野さんが原発ゼロを目指す強い姿勢が窺える。しかし、だ。2025年12月、この発言と整合性の取れない発言を枝野さんはしたのだ。
立憲民主党の枝野幸男元代表は20日、さいたま市で講演し、原発のリプレース(建て替え)に一定の理解を示した。「古い原子炉を廃炉にしてリプレースし、最新鋭にした方が安全性が高まる。ありかもしれないと最近思う」と述べた。
適地がないと言いながら、建て替えはありかもしれないとはどういうことなのか。エネルギー政策は国家の基本政策だ。それがわずか3年も経たないうちに考えを改めたということなのか。
こんな大事なことを変節する人物を政治家として信用できるのか。枝野さんには変節の理由をきちんと説明してもらいたい。


