「ライダイハン〈韓国軍の組織的性犯罪〉」、韓国政府の認知・謝罪・賠償は不可避へ

●この像は、一体何を意味するのか?

韓国が見て見ぬふりを続けてきた、韓国軍による組織的性犯罪(ライダイハン)の問題が16日、イギリス議会内のイベントで取り上げられた。ノーベル平和賞受賞者や元英外相も出席し、「正義の実現を!」と力強い発言を行った。

ライダイハン問題は、慰安婦問題を声高に訴える韓国にとっては触れて欲しくない過去の汚点。しかし、もはや、国際社会の厳しい目から逃げられない状況になった。

●イギリス議会で取り上げられた韓国軍による組織的な性犯罪

「ライダイハン」とは、韓国人の父親を持つベトナム人の子どもを指す蔑称。数千人の少女や女性が韓国軍にレイプされたと、活動団体は述べている。
出典 ヤジディ教徒の生存者、ベトナム戦時中のレイプ被害者の正義を要求(ロイター通信、2019年1月17日)

このライダイハンと呼ばれる混血児たちは、数々のベトナム人の大虐殺を行い、性的暴行を加えた韓国兵の血が入っているがゆえに、生まれ育ったベトナムで”敵の子”として迫害され、差別されてきた。韓国兵が引き起こしたこのような混血児の窮状を問題視した人々が、英人権団体「ライダイハンのための正義」を立ち上げ、1月16日に英国議会でこの問題を訴えた。韓国兵による性的犯罪を、国際的に問題視するように働きかけたのである。

ロイター通信は、イベントに参加した被害者の、特に残酷な現場に関する涙の訴えを詳報した。

ベトナム戦争中、村に住んでいたチャン・ティ・ガイさんが自宅に一人でいたところに、韓国の兵士が押し入り、当時24歳で助産師をしていたチャンさんをレイプした。
「抵抗しようとしましたが、兵士は私の手をとり、部屋に引きずり込みました。そしてドアを閉め、何度も私を犯したのです」とチャンさんは語る。
「上から下まで軍服姿で、銃を携帯していました。大きな恐怖を感じました」と、彼女は通訳を介して話した。
80歳近い年齢で穏やかな口調のチャンさんは、ベトナム中部のフーイエン省で2人の韓国人兵士から長年に渡って性的虐待を受けたことが、いまだ正式に認知されていない、と語った
出典 ヤジディ教徒の生存者、ベトナム戦時中のレイプ被害者の正義を要求(ロイター通信、2019年1月17日)

そしてロイター通信は、事実に基づいた的確な指摘をしている。

日本側は過去の合意や謝罪で請求権については解決済みと主張しているが、問題は継続しており、両国の関係を脅かしている。

韓国とベトナムの間では、このような解決には至っていない。
出典 ヤジディ教徒の生存者、ベトナム戦時中のレイプ被害者の正義を要求(ロイター通信、2019年1月17日)

日韓の慰安婦問題は過去の合意や謝罪で解決済であるにも関わらず、ベトナム戦時中の韓国兵によるベトナム人女性に対する性的暴力を、韓国政府は認めようとしない、また自国の兵士の蛮行による被害者への賠償の話すら出ていない、と報じたのである。

この問題について、1月16日にイベントを開催した人権団体「ライダイハンのための正義」は韓国政府に対して公式な謝罪を求めた。

注目すべきは、同イベントに、自身もISISによる蛮行の被害者であり、また女性の人権と尊厳のために貢献したことでノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラド氏、ジャック・ストロー元英外相も参加したことである。

過激派組織ISに性奴隷として囚われた約7000人の女性の1人であるヤジディ教徒の活動家ナディア・ムラド氏は、性暴力を戦争の武器として利用する行為に終止符を打つための活動が評価され、コンゴのデニス・ムクウェゲ医師と共に昨年ノーベル平和賞を受賞した。

チャンさんのようなベトナム人女性の窮状に光を当てる16日のロンドンでのイベントにおいて、ムラド氏は性暴力の加害者に裁きを下すためにまだやらなくてはならないことがあると訴えた。

加害者たちが、被害者自身よりも保証された権利や自由、人生を謳歌している中で、加害者の告発について誰も顧みず、罰を受けないとしたら、被害者の尊厳がどうして回復できるでしょうか?」と、ムラド氏は通訳を介して語った。
「ナディア・ムラド」の画像検索結果
(中略)
「ライダイハンのための正義」の大使を務める英国のジャック・ストロー元外相は、(略)「どんな国家の政府であろうと、『身内の恥』である過去の過ちを認め、それに対処するのがいかに困難かは皆が理解しています。しかし世界の姿勢はここ10年間で著しく変わったのです」。「私たちの活動がどこへ向かうのか、うまくいくかどうかは分かりません。しかし、何かをしなければ何も起きないということは確実に分かっています。」
「ストロー元外相」の画像検索結果
出典 ヤジディ教徒の生存者、ベトナム戦時中のレイプ被害者の正義を要求(ロイター通信、2019年1月17日)

ムラド氏やストロー元英外相など、多くの著名人が英議会で韓国政府に対して追及を始めた。
この問題は、韓国政府が過去の組織的性犯罪を認めない、またメディアでも伝えられることが少ないため、英人権団体「ライダイハンのための正義」がイベントを開催したと思われる。

NHK、朝日新聞、毎日新聞など日本の大手メディアは、この世界的な人権問題の「史実」を伏せており、産経新聞系列のみしかこの問題を取り上げていない。人権問題を取り上げる日本のメディアよ、なぜ沈黙を続ける?

事態は韓国にとって深刻だ。沈黙を貫き通す韓国政府に、イギリスが強烈なメッセージを送った。

イベントでスピーチした登壇者の顔ぶれを見れば、韓国政府が知らぬ存ぜぬでは済まされない状況は、一目瞭然である。

• ジャック・ストロー(元外務大臣)
• ウィリアム・ヘイグ議員(前外務および英連邦大臣)
• ウェイン・デイビッド議員(ベトナム議員連盟の会長)
• ナディア・ムラド氏(2018ノーベル平和賞)
• レベッカ・ホーキンス(彫刻家、ライダイハン像を製作)
(参考:https://www.youtube.com/watch?v=2bRcj5UUnpU

解決済の慰安婦問題を蒸し返す韓国

過去の賠償、支援、度重なる公式謝罪を全く受け入れない韓国。しかし、日韓合意でようやく慰安婦問題は解決したと日本国民は確信した。しかし、国際条約を守ろうとしない韓国の姿勢ゆえに、日韓関係は冷え込んでいる。

冷静に考えれば、この慰安婦問題はライダイハン問題とは大きく異なる。ライダイハンは、韓国の組織的な性的暴力によって生まれてきた混血児である。

犯罪、である。

つまり、ベトナム戦争に参戦した韓国兵は、犯罪者である。

韓国は日本を友好国だと主張する。友好国という割には慰安婦財団を解散させ、最終的かつ不可逆的に解決された慰安婦問題を蒸し返している。

韓国外相は慰安婦問題については、2015年の日韓合意の破棄や再交渉を否定する一方、「歴史の教訓が消え去らないよう、国際的にわれわれがより積極的に寄与できるよう準備中だ。国際会議の開催などを検討している」(引用元:産経新聞)と述べた。


慰安婦問題を、日本と韓国の問題としてではなく、歴史の教訓として国際社会にアピールする韓国だが、本当の狙いは日本の国際的評価を貶めることでしかない。韓国自身のベトナム戦争中に行った犯罪行為について無視し続けてきたことが、白日のもとに晒されることとなった。

●世界中が注目することになった、韓国の対応

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人類史上でも悪辣なライダイハン問題。多数の証拠写真が残されており、これでもソフトな部類に入る。

慰安婦問題と違い、多くの一般女性を暴行し、混血児をはらませ、彼らの人生を苦しめてきた。韓国政府は慰安婦問題については積極的に取り上げるのに、自国の行った犯罪行為については見て見ぬふりを、今なお続けている。

ロイター通信も「日本側は過去の合意や謝罪で請求権については解決済みと主張しているが、問題は継続しており、両国の関係を脅かしている。韓国とベトナムの間では、このような解決には至っていない」とし、韓国は日本に見習えと暗に指摘している。

慰安婦問題を歴史の教訓として捉え、国際会議の開催などを検討としていると伝えられた韓国政府。その国際会議では、当然、ライダイハン問題を最優先で扱うべきだ。なぜなら、性犯罪だからだ。

今、韓国が歴史に向き合う、女性の人権を重んじる国家なのか、それとも日本を叩きたいだけの人権侵害国家なのか、世界中の注目が集まっている。

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