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【元島民が尻拭い?】NHKが検証番組を拒否…軍艦島「緑なき島」の疑惑映像に高齢の元島民らが自主制作で反論




長崎県の端島(軍艦島)の元島民らが結成した「真実の歴史を追求する端島島民の会」が、東京で記者会見を開き、自主制作ドキュメンタリーを公開した。公共放送であるNHKが過去の疑惑映像に対する検証番組の制作を拒否したため、高齢の元島民らがクラウドファンディングで資金を集め、自ら制作せざるを得ない異例の事態となっている。

問題の核心:NHK「緑なき島」の疑惑映像

問題の契機は、NHKが1955年に制作・放送した短編映画「緑なき島」である。番組内の約2分間の坑内映像について、元島民らは「作業員がヘッドランプを着用していない」「坑内で裸電球を使用している」など、当時の保安規定や実態と完全に矛盾すると指摘した。端島炭坑のものではない「偽映像」の疑いが濃厚であるとして、2020年から抗議を続けてきた。

韓国での「地獄島」イメージ拡散の引き金に

この問題は国内に留まらない。NHKは2010年頃に韓国の公共放送KBSへこの映像を提供した。その後、韓国メディアは「戦時中の朝鮮人強制労働の証拠」として映像を連日使用し、韓国の教科書や資料館にも導入された。結果として「軍艦島は地獄島だ」という偏った歴史観が国際的に拡散する原因を作った。元島民らは「炭鉱労働は過酷だったが、朝鮮半島出身者も家族同様に苦楽を共にした」と反論している。

NHKの不誠実な対応と問われる公共放送の責任

2024年12月の東京簡易裁判所での調停で、NHKはついに「端島炭坑内で撮影された確認が得られていない」と文書で認めた。さらに2025年3月には稲葉延雄会長(当時)が元島民に直接謝罪した。

しかし、NHKは肝心の検証番組の制作を拒否し、会長の謝罪自体も自社で積極的に報じなかった。事実上の幕引きを図り、国際的なデマの修正という「尻拭い」を80〜90代の高齢となった元島民に押し付けた形である。

報道の正確性を放棄し、事後処理を被害者に委ねるNHKの姿勢には、公共放送としての責任放棄であるとの批判が噴出している。島民の会は今後、韓国語版の動画も活用し、真実の発信を続ける方針である。




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