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石破氏、政権批判一色の番組で高市政治を「富国強兵」とレッテル貼り! これが元首相のなれの果てか…




高市政権が発足して1年。10月19日放送のBS-TBS「報道1930」では「高市政権の現在地」を特集し、ゲスト出演した石破茂氏が高市政治を厳しく批判した。

石破氏は「日本列島を強く豊かに」という高市総理の方針について、「要は富国強兵ですよね」と指摘。さらに「勇ましいことを言えば、その時はウケるだろうけれども、本当にそれでいいんですか」と疑問を呈した。

しかし、この発言には違和感を覚える。

そもそも、国を豊かにし、国民の生命や財産を守るために防衛力を強化することの何が問題なのか。経済力と防衛力は、国民の暮らしと安全を支える重要な基盤である。もちろん、政策の中身や財源、外交とのバランスは検証されるべきだが、それを「富国強兵」という言葉でひとくくりにするのは、あまりに乱暴ではないか。

しかも、石破氏は防衛庁長官や防衛大臣を歴任し、首相まで務めた政治家である。安全保障の重要性を誰よりも理解しているはずの人物が、高市政権の防衛力強化を批判的な印象の強い言葉で表現する。具体的にどの政策が問題なのか、なぜ国力の強化が国民の幸福につながらないのか、政策論として説明してほしいものだ。

さらに気になるのが、番組の議論の構成である。

記事で紹介された発言では、慶応義塾大学の片山杜秀教授が高市政治をナショナリズムやポピュリズムと結びつけ、ジャーナリストの後藤謙次氏も「本当の保守なのか」と疑問を呈している。政権を批判すること自体は報道の重要な役割だ。しかし、異なる立場からの反論や具体的な政策成果の検証は、どこまで行われたのだろうか。

前首相が政権批判に加わり、出演者の発言も批判的な方向に集中する。これでは、多角的な検証というより、同じ方向を向いた者同士の批判の応酬に見えてしまう。

石破氏は「その時だけよければいいというのは保守じゃない」と語った。だが、後任の政権を批判するのであれば、抽象的なレッテルではなく、具体的な政策と実績を示して議論すべきではないか。

防衛政策を知り、国のトップを務めた政治家だからこそ、なおさらである。権力闘争に敗れた後の政権批判に終始しているように映るのだとすれば、残念というほかない。これが元首相のなれの果てなのか。




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