中山泰秀衆院議員が演説中に胸ぐらをつかまれる。選挙妨害は犯罪です。

大阪都構想を巡り、大阪の知事と市長を争うダブル選挙が全国でも注目を集める中、大阪市長候補の応援に駆け付けた、自民党の中山泰秀衆院議員が演説中、胸ぐらをつかまれて、ボタンが飛ぶという報道がありました。

自民党の中山泰秀衆院議員が29日、大阪市内で大阪市長選(4月7日投開票)の応援演説に参加していた際、演説カーの近くにいた男に胸ぐらをつかまれていたことが、関係者への取材で分かった。

大阪府警は公選法違反(自由妨害)の疑いで、大阪市城東区の無職、仲西富士夫容疑者(51)を現行犯逮捕した。容疑を認めている。

逮捕容疑は29日午後3時50分ごろ、同市北区の路上で、街頭演説していた中山氏に怒号を浴びせ、演説を中断させて妨害した疑い。当時、酒に酔っていたという。中山氏は着ていたシャツのボタンが飛んだが、けがはなかった。

引用元 自民・中山氏が演説中、胸ぐらつかまれてボタン飛ぶ

中山議員は胸ぐらをつかまれて暴行を受けたわけですが、記事では、「怒号を浴びせ、演説を中断させて妨害」とあるので、暴行以前に怒号を浴びせて、演説を中断させた時点で、公職選挙法違反に底触するということです。

『公選法違反(自由妨害)』とありますが、これは、公職選挙法の第225条であります。

公職選挙法 第225条は以下の通り。

(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
一 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀き棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
三 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。

引用元 公職選挙法

このように、選挙演説の際にヤジや怒号を飛ばして、演説を中断させる行為も、公職選挙法違反にあたります。

ヤジや怒号といえば、安倍総理の東京都議会選の演説中に「アベ辞めろ」コールで、演説が中断されたことが記憶に新しいですが、マスコミにより、安倍総理の発言の「こんな人たちには負けない」という文言ばかりが取り上げられ、総理が批判される形となりましたが、第225条では、あれも悪質な公選法違反にあたります。

第225条では『選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え』とあります。威力とは『他を圧倒するような強い勢い』で、徒党を組んで威嚇することも公選法違反になります。つまり、ヤジを飛ばさなくても、集団でプラカードなどを持って、演説中に取り囲むことも、選挙違反にあたるということになります。

こんな光景は、よく見かけると思います。

では、今回は、候補者ではなく、応援に駆け付けた中山議員が暴行を受けたのですが、中山議員とはどんな人物かを紹介します。

中山泰秀衆院議員 プロフィール

生年月日 1970年10月14日(48歳)
出生地 大阪府大阪市
出身校 成城大学法学部法律学科
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程
前職 広告代理店社員
国務大臣秘書官
国会議員秘書官
所属政党 自由民主党(細田派)(5期)
外務大臣政務官(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)、外務副大臣(第2次安倍改造内閣・第3次安倍内閣)、衆議院外務委員長などを歴任した。
Wikipediaより

また、本人公式サイトでのプロフィールに、自民党での経歴が載っていました。

現在
衆議院 外務委員長
自由民主党治安テロ対策調査会副会長
ネットメディア局 局長
国会対策委員会 副委員長
内閣
平成19年 外務大臣政務官
平成26年 外務副大臣
平成27年 外務副大臣
衆議院
平成16年 衆議院 決算行政監視委員会 委員
平成17年 衆議院 議院運営委員会 理事 議事進行係
〃    衆議院 政治倫理審査会 委員
平成20年 衆議院 国土交通委員会 理事
〃    衆議院 外務委員会 委員
平成24年 衆議院 経済産業委員会 理事
平成25年 衆議院 安全保障委員会 理事
〃    衆議院 予算委員会 委員
平成28年 衆議院 拉致問題特別委員会 筆頭理事
〃    衆議院 外務委員会 理事
自由民主党
自由民主党国防部会 部会長(2期)
自由民主党安全保障調査会 事務局長
自由民主党遊説局 局長
自由民主党報道局 局長

引用元 中山泰秀 公式サイト

若くして、副大臣ほか、党内の理事などを務めて、将来を有望視されているようです。

とかく、左翼界隈に疎まれたり、選挙妨害などを受ける人は、知名度があったり、政治能力があるから、野党に疎まれるといった傾向があります。

安倍総理がまさにそれにあたります。

左翼に妨害を受けることが、自民党議員として、有能な証というのも皮肉な話ですが、大阪ダブル選のみならず、統一地方選に続いて、夏の参議院選挙も控えております。

このような選挙妨害を行なえば、「四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する」とある以上、犯罪行為となります。

選挙の結果に影響を及ぼそうとして,選挙の自由・公正を実力で妨げる行為。公職選挙法は,これを犯罪とし,選挙の自由妨害罪,投票の秘密侵害罪,投票干渉罪,選挙事務関係者・施設に対する暴行罪・騒擾(そうじょう)罪,多衆の選挙妨害罪,兇器携帯罪等を列挙し,罰則を定め,これを犯した者は罰金・禁錮(きんこ)・懲役等に処せられるほか,選挙権・被選挙権を停止されることがある。

引用元 コトバンク 選挙妨害【せんきょぼうがい】

選挙妨害を行うものは、自分の正義のために行っているつもりかもしれませんが、やっていることは犯罪行為で、犯罪に正義などありません。

どんな理由があろうとも、絶対に選挙妨害はしてはならない。

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