フィリピン国防相「日本よ、令和同盟を結ぼう!」

4月17日、訪日中のロレンザーナ国防相は岩屋防衛大臣と会談し、新しい防衛協力を進めていくことで一致した。

この際、ロレンザーナ国防相は「新しい『令和』の時代を迎える日本と戦略的パートナーシップをさらに強化していきたい」と「令和同盟」を結ぼうと提案したという。

フィリピン国防相と岩屋防衛大臣の会談

フィリピンのロレンザーナ国防相は17日午後、防衛省を訪れて岩屋防衛大臣と会談しました。

儀じょう隊の栄誉礼を受ける日比の防衛大臣。

この中で岩屋大臣は「両国間の防衛協力は幅広い分野で着実に進みつつあり、災害救援や警戒監視能力の向上にさらに貢献していきたい」と述べました。

これに対しロレンザーナ国防相は「新しい『令和』の時代を迎える日本と戦略的パートナーシップをさらに強化していきたい」と応じました。

そして会談では、南シナ海の軍事拠点化を強める中国を念頭に、自衛隊がアメリカとフィリピンの共同訓練に引き続き参加することや、陸・海・空すべての分野でフィリピン軍の能力構築支援を行うこと、それに防衛装備の提供や技術協力などを着実に進めていくことで一致しました。

また両大臣は、ことし7月に南シナ海に面するフィリピンのスービック港に自衛隊最大の護衛艦「いずも」を寄港させることを確認しました。

引用元 日本とフィリピン 中国念頭に防衛協力推進

驚くべきことに、ロレンザーナ国防相の側から「令和時代を迎える日本と、中国の脅威を念頭に置いた、戦略的なパートナーシップを強化したい」と訴えたのだ。

これは令和という新しい元号が好感をもって諸外国で受け入れられていることの証であり、令和にケチをつけた石破元幹事長や又市社民党党首等がいかに間抜けかよく示している。

また、この件はCNN(フィリピン版)でも大きく報じられた。

Defense Secretary Delfin Lorenzana and Japan’s Defense Minister Takeshi Iwaya agreed to further strengthen cooperation under the new Reiwa area at a meeting in Tokyo.

(ロレンザーナ国防相は、日本の岩屋毅防衛大臣と、新しい令和における地域協力をさらに強化することで合意した。)

引用元 PH, Japan defense ministers agree to strengthen cooperation in Tokyo meeting

ロレンザーナ国防相はタフネゴシエーター

ここで押さえておくべきは、ロレンザーナ国防相がおべんちゃらを言うような人物ではないこと。

彼は昨年、米比相互防衛条約の見直し論を言い出し、米政府を揺さぶっている。現在の米比相互防衛条約は冷戦時のままで、中国の南シナ海での膨張や紛争になった場合に不安があるとして、同盟を「維持するか、強化するか、あるいは廃棄するか」の選択肢があるとまで主張した。

ロレンザーナ国防相。

これは米比相互防衛条約が「太平洋における」攻撃に対して、米比両国が共同対処するとしているのに対し、南シナ海は太平洋に含まれないのでは?というフィリピン側の懸念が背景にあった。

結果、3月1日にポンペオ国務長官が米比総合防衛条約の適用範囲に南シナ海が含まれると声明を発するまでになったが、米国を揺さぶり、譲歩を勝ち取るほどの人物なのである。その彼が、令和時代にふさわしい同盟にしよう、とまで言い出した事実は注目すべきだ。


いよいよ外交のキーワードにまでなった令和。平成ではこのようなことがなかったことを思えば、いかに令和が好意的に国際社会に浸透し、また、日本の存在感が高まっていることもよくわかるだろう。

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