統一地方選の結果は野党の大敗!立民・国民・共産・社民が多くの議席を失う

統一地方選が終了したが、メディアがほとんど選挙戦を総括しないので、選挙結果を振り返ってみる。結果は、野党勢力の深刻な大敗だった。

41道府県選挙で大敗した野党

自民党は前回から5議席増やし、1158議席となった。占有率も前回の50.5%から50.9%に上昇し、安定した過半数を誇っている。また、大阪以外の道府県議会で第一党となった。

一方、立憲民主党と国民民主党は前回比63議席と23%もの大幅減。全体に占める割合も11.6%から8.8%と大幅に減少した。共産党は12議席、社民党は9議席も前回の選挙に比べて減ってしまった。

今回の選挙 前回の選挙 議席数の変化
自民党 1158 1153 +5
公明党 166 169 -3
立憲民主党 118 なし -63
国民民主党 83 264
共産党 99 111 -12
日本維新の会 67 70 -3
社民党 22 31 -9

各種報道より作成

政令市議選でも自民党が躍進!共産党は惨敗

今回の選挙 前回の選挙 議席数の変化
自民党 327 301 +26
公明党 171 174 -3
立憲民主党 99 なし +5
国民民主党 33 127
共産党 115 136 ―21
日本維新の会 74 84 -10
社民党 +1

各種報道より作成

横浜市などの政令指定都市の選挙も自民党が勝利した。前回よりも26議席伸ばし、占有率は29.5%から32.3%へ上昇。旧民主系は、合計すると前回の選挙よりも5議席と微増した一方、共産党は21議席も失う大敗を喫した。

多くの候補が帰ってこなかった野党勢力。

市議選も自民党の大勝利、共産党の惨敗

今回の選挙 前回の選挙 議席数の変化
自民党 698 634 +64
公明党 901 908 -7
立憲民主党 197 なし +8
国民民主党 95 284
共産党 615 672 ―57
日本維新の会 113 78 +35
社民党 53 72 -19

各種報道より作成

政令指定都市を除く市議選においては、この野党大敗の傾向がより露骨に出た。自民党は64議席も躍進したのに対し、旧民主系は8議席増えただけとなり、共産党は57議席も失った。共産党も25%近い議席を喪失した。

北海道県知事選も大敗、大阪12区では野党共闘したのに供託金没収


野党の聖地、北海道でも悲惨な結果が待っていた。全野党が一致団結して「野党統一候補」を送り込んだものの、自民党が擁立した候補に大敗した。自民党候補が13万票に対し、野党は7.9万票と明白な大敗だった。

大阪12区はさらに悲惨で、共産党が現職議員を辞職させ、無所属にするという涙ぐましい努力を行って野党共闘したにもかかわらず、結果は最下位の大惨敗。しかも、供託金没収だから完全な泡沫候補。


統一地方選を総括すると

・自民党の躍進と安定過半数の確保
・旧民主党勢力の退潮
・共産党の壊滅的打撃

が見えてくる。

これらの原因は何か?

明らかなのは、無党派層や野党支持者が、共産党、自由党、社民党、立憲民主党、国民民主党という政策も理念も異なる政党が「野合」することに呆れている現状である。

と同時に、別の要因として考えられるのは、共産党支持者が最近の野党共闘の構造にウンザリしていると思われることだ。最近の選挙において、共産党は他の野党から、候補取り下げや選挙協力等を強いられている。結果として、共産党の議席数は減り、他の野党候補者は共産党の支援で当選する。これでは共産党を愛する支持者がウンザリして、他の候補者に投票するのは当然の流れだ。


実際、大阪12区の共産党の一定数や立憲民主党支持者の過半数が共産党系候補ではなく、無所属候補に投票した。これこそが、何よりの証拠だろう。

統一地方選の結果は、野党が支持者や無党派層に見放されている現状を象徴したといってよい。

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