新たな坑道で…北朝鮮に「核実験準備の可能性」

アメリカの研究グループが北朝鮮の核実験場を撮影した衛星画像を公開し、「これまでとは別の坑道で新たな核実験を準備している可能性がある」という見方を示しました。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6260266

 

【ソウル時事】米国と韓国は4日、北朝鮮のさらなる挑発をけん制するため、米軍の原子力空母や戦略爆撃機の朝鮮半島沖への派遣について協議に入った。韓国国防省が同日、国会の国防委員会で明らかにした。同省はこの中で、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)再発射の可能性があるとの見方も示しており、米朝間の緊張の度合いは高まっている。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は8月、太平洋を目標に「弾道ミサイル発射訓練を多く行う」と表明。3日に強行した「水爆実験成功」で高めた核の脅威を米国に誇示するため、ICBM「火星14」を発射し、再び日本上空を通過させる可能性もある。
こうした情勢を踏まえ、韓国国防省は4日、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応するため、在韓米軍への配備が進められている最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の発射台4基を近く南部・星州に追加配備すると発表した。
米国が空母の展開を検討している背景には、制裁の強化とともに軍事的な威嚇を強めることで北朝鮮を抑え込む狙いがある。マティス国防長官は3日、日韓防衛をめぐり「われわれの関与は揺るぎない」と表明。トランプ大統領も「北朝鮮の言動は米国に対し非常に敵対的で危険だ」と非難した。トランプ政権は「(北朝鮮壊滅の)選択肢は数多くある」(マティス氏)とし、軍事行動を排除しない考えを明確にしている。
米軍は6月、北朝鮮への圧力を念頭に原子力空母「ロナルド・レーガン」、「カール・ビンソン」を日本海に派遣し、海上自衛隊の護衛艦や航空自衛隊の戦闘機と共同訓練を行っている。
北朝鮮は3日、ICBMに搭載する水爆の実験として、6回目の核実験を強行した。韓国国防省の張慶洙国防政策室長代理は国防委で、爆発規模が昨年1月と9月の核実験に比べ、「はるかに増強された」と分析した。宋永武国防相は、最高首脳である金委員長らを排除する「斬首作戦」の部隊を12月1日に創設する考えを表明し、来年末までに実戦能力が整う見通しを示した。 JIJI.COM

【図解・国際】北朝鮮弾道ミサイルの推定射程

【ソウル時事】北朝鮮は2回にわたる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射、日本上空を通過した中距離弾道ミサイル発射訓練に続き、ICBM用水爆の実験に成功したと主張した。核実験は6回目。トランプ米政権が強硬対応の構えを見せる中、危険な賭けに出てまでも核・ミサイル開発に拍車を掛けた背景に、「核保有国」「ICBM保有国」としての地位を固める意図があるのは疑いない。

北朝鮮は2006年10月9日に初の核実験を実施。その後、4回目の核実験までは数年間の間隔を置いてきたが、昨年1月6日に「水爆」と主張する実験を行い、わずか8カ月後の9月9日に5回目を強行。金正恩政権発足以降、核・ミサイル開発のペースを速めており、今年は弾道ミサイルの発射を繰り返した後、弾頭の性能を試すため、1年ぶりに6回目の核実験に踏み切った。
こうした背景について、韓国に亡命した北朝鮮の太永浩・元駐英公使は「米韓の政権交代期を核開発の好機とみて、17年末までに核開発を完成させる目標を立てている」と分析する。北朝鮮核兵器研究所は3日の声明で「国家核武力完成の完結段階の目標達成に向け、非常に意義のある契機」と強調。インドとパキスタンがそれぞれ計6回の地下核実験を実施した後、事実上の核保有国として認められていることを念頭に、「核技術完成」を誇示する狙いもありそうだ。
太氏は「北朝鮮は、『核保有国』という立場で、米韓の政権と新たな対話を試み、『非核化優先』という米韓の目標を崩し、核保有を認めさせる戦略を取る」との見方も示している。
金委員長は7月4日にICBMを発射した際、「米国の敵視政策や核の威嚇が根源的に清算されない限り、核と弾道ミサイルを協議のテーブルに上げない」と強調した。「核保有国」の地位を交渉のてこにし、朝鮮戦争休戦協定を平和協定に転換するよう求めていくとみられるが、トランプ政権が応じる可能性は低く、米朝間の軍事・外交的な緊張はますます高まることになる。JIJI.COM

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