同性婚を認める為には憲法改正が必要であることを無視し続けている立憲民主党

LGBTs政策に熱心なフリを続ける立憲民主党。しかし、一部から本気ではないとの指摘が相次いでいる。

何故ならば、現行憲法上では「同性婚」は違憲になってしまうからである。今回は、安倍総理のLGBTsへの姿勢を紹介しつつ、なぜ、憲法改正が必要なのか、そして、立憲民主党の欺瞞をご紹介する。

LGBTsに熱心な安倍総理、改憲も示唆!?

安倍総理は以前より、LGBTsに関して、積極的な答弁や発言をしている。例えば、約3年半前の2016年1月、次のような国会答弁を皮切りに大きく踏み出した。

LGBTについてのお尋ねがありました。LGBTと言われる性的少数者に対する不合理な偏見や差別があることは、誠に残念なことでありますが、政府としては、今後の国民的な議論等も踏まえ、慎重に検討する必要があると考えております。

今後ともこうした偏見をなくし、一人ひとりの人権が尊重される、豊かで安心できる成熟した社会を実現するため、教育や啓発の充実、個別事案に対する適切な対応に努めて参ります。

引用元 衆議院本会議 平成28年1月26日

LGBTsへの偏見をなくし、人権が尊重されなければならないとし、しかも、それが豊かで安心できる成熟した社会だと位置づけているのである

また、10月にはさらに具体的な政策にまで踏み込んだ発言をしている。

御指摘のとおり、女性、障害者や、LGBTと言われる性的少数者などに対する不当な差別や偏見はあってはならないことであります。

多様性が尊重され、全ての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、そして、支え合い、誰もが生き生きとした人生を享受できる共生社会を実現するため、教育や啓発の充実、適切な相談対応、人権侵害の疑いのある事案への迅速な救済等にしっかりと取り組んでまいります。

引用元 衆議院 本会議 平成30年10月29日

こうしたLGBTsに対する認識を示す安倍総理だが、さらに総理は、実はこの問題に関連した憲法改正を示唆する発言も行っていた。

同性カップルと「婚姻は両性の合意のみに基いて成立」などと定めた憲法24条との整合性について「現行憲法の下では同性カップルに婚姻の成立を認めることは想定されていない」と述べた。

その上で「認めるために憲法改正を検討すべきか否かは、わが国の家庭のあり方の根幹に関わる問題であり、極めて慎重な検討を要するものと考えている」と強調した。

引用元 同性婚認める憲法改正「極めて慎重な検討要する」 安倍首相

つまり、安倍総理は、同性婚を実現するには憲法改正が必須であり、慎重な検討を要すとしながらも検討の必要性を述べていた。憲法九条で同様の発言を安倍総理がすれば、改憲への一歩と主張する各メディアは何故かダンマリだったが、改憲による同性婚が必要という意見は多い。

改憲が必要な理由

そもそも、日本国憲法第24条には

第1項「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」

第2項「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない」

とあり、結婚は男女によるものと明記されている。実際、憲法学者の君塚正臣は、同性結婚は憲法の想定されたものではないとしている他、自身が同性愛者であることを公表している市民活動家の明智カイト氏も、現行憲法は明確に同性婚を否定していると述べている。

法学者の植野妙実子氏も同性婚違憲論とし、弁護士の藤本尚道氏も「明確に『両性の合意のみ』と規定されていますから、『同性婚』は想定されていないというのが素直な憲法解釈でしょう」と述べている。

あの毎日新聞でさえ、「「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」と定めた憲法24条は同性婚の法制化を禁じてはいないと指摘する憲法学者は多い。」と報じている。(参考

このようにリベラルな憲法学者も、同性婚を求めるLGBTsの当事者も、憲法改正は必須と指摘しているのだ。

解釈改憲で逃げる立憲民主党

しかし、立憲民主党は、こうした議論から全力で逃亡している。彼らは『憲法24条は同性婚を禁止しているものではない』という無茶苦茶な解釈を行い、憲法違反の「同性婚を法律で認める民法の一部改正案」を提出した。

憲法学者の大多数の指摘を無視し、木村草太氏などの御用学者の意見をもとに、憲法違反の法案を堂々と提出するのが立憲民主党だ。

パフォーマンスだけはいっちょ前の野党の皆さん。

どこが立憲主義なのか。立憲民主党が本気でLGBTsのことを考えておらず、他方、合憲性との兼ね合いでLGBTsを守ろうとしている安倍総理との差異は明白だ。


同性婚の実現には憲法改正は必須だ。立憲民主党が憲法改正論議から逃げ続ける限り、同性婚が合憲になる日は来ない。

立憲民主党は、憲法審査会から逃げ回るのをやめて、堂々と憲法論議に応じるべきだ。

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