安倍総理、中東の緊張緩和に貢献!タンカー攻撃は安倍総理の和平実現に脅威を感じたからこそ

安倍総理がイランを訪問し、大歓迎され、現地紙は安倍総理一色になった。そして、安倍総理は最高指導者ハメネイ師から、重要な和平への言質を引き出した。しかし、相変わらずフェイクニュースをメディアが飛ばしているので、真実を紹介しよう。

訪問はトランプ大統領とイラン側、双方から依頼されたものだった。

今回の訪問を、安倍総理の「押しかけ」だと評する国内メディアが多数あらわれた。例えば、リテラは、NHKの岩田明子氏が「米国とイランの双方と日本政府は友好的であり、安倍総理とトランプ大統領の関係をイラン側が重視している」と現地から「ニュース7」にて開設したことをフェイクニュースだと断じた。(参考

だが、少なくとも、今回の安倍総理の訪問がトランプ大統領とイランから待望されたものであったことは事実だ。

特にトランプ大統領の熱意と安倍総理への期待は本物だった。

政府関係者によると、27日の日米首脳会談で、トランプ大統領はイランとの首脳会談を早期に実現したい旨の意向を表明した。

最高指導者のハメネイ師を念頭にしているという。

そのうえで、6月中旬のイラン訪問を検討している安倍首相に「環境づくりを手伝ってほしい」と要請し、イランへのメッセージを託した。

引用元 【独自】米・イラン首脳会談に向け協力要請 トランプ氏が安倍首相に

これは実際の行動でも証明された。

安倍晋三首相がイラン訪問の際、同国が拘束している複数の米国人の解放を要請したことが14日、分かった。トランプ米大統領の依頼を受けた日本政府関係者が明らかにした。首相は14日午前、政府専用機で羽田空港に帰国した。

引用元 首相、イランに米国人解放を要請 トランプ大統領の依頼で

他の国の指導者で、こういう存在はいない。その事実に思いをはせれば、岩田記者の指摘も間違いではない。

また、イラン政府からも熱心な勧誘があったのも事実。今回の安倍総理の訪問は、イラン革命40周年に合わせて、イラン側が熱望したものであった。特にトランプ大統領訪日直前に、イランのザリーフ外相は急きょ訪日し、総理と外相に相次いで会見した。

この点に関して、フジテレビは「アメリカとの仲立ちを日本に期待しているとみられ、政府関係者は、「日本の外交力が問われる」と述べ、アメリカと引き続き話し合っていく考えを示している。」と報じた。

イランの歓迎ぶりもまた、それを示している。以下は安倍総理を歓迎するイラン側の様子だが、これだけ見ても歓迎ムードだったことは明らかだ。

安倍総理の車に随行して、日の丸を掲げる騎馬隊

安倍総理を直々に出迎えるロウハニ大統領。

安倍総理がハメネイ師から引き出した、和平への言質

また、安倍総理はイランの最高指導者、ハメネイ師から「和平に向けた重要な言質」を引き出した。これだけでも今回の訪問の目的は達成されたと言えよう。

軍事アナリストとして高名な小川和久氏が次のように指摘している。

安倍首相が、ハメネイ師から「核兵器の製造も保有も使用もしない」との発言を引き出すのに成功した。国際的に高く評価される外交的成果だ。

今回のハメネイ師の発言は当然の流れと言える。

あまり知られていないことだが、米国は2012年段階から、イランによるホルムズ海峡の機雷封鎖に備えてきた。

(中略)

これによって、仮にイランがホルムズ海峡を先制的に機雷封鎖しようとしても、長くて1週間で航路は復旧すると見積もられた。

そしていま、ペルシャ湾には空母打撃群という「射程の長いライフル」も展開している。

空母打撃群の展開を受けて、イランは外相を日本に派遣し、米国との間を取り持ってくれるよう要請した。

安倍首相の父・安倍晋太郎氏は中曽根政権の外相時代、米国がイラクに肩入れしていたイラン・イラク戦争にあって、米国の冷たい視線を浴びながら、イランの最高指導者たちとの関係を維持し、和平への道を探った。

イランが安倍首相に親近感を抱き、なおかつトランプ大統領と親密とあっては、仲介を期待しないほうがおかしいだろう。

安倍首相は、イランへの強攻策回避についてトランプ大統領と意思統一し、ハメネイ師の発言を引き出すのに成功した、と見てよいだろう。

引用元 https://newspicks.com/news/3972365?ref=user_1353920

まさに小川氏の言うとおりだ。しかも、ハメネイ師は、トランプ大統領との対話を拒否する一方、安倍総理との対話は歓迎すると述べている。

安倍総理の外交手腕に脅威を抱いたから攻撃された

ここで我々が理解しなければならないのは、トランプ大統領もまた苦しい状況に置かれているということである。米政権内部の多くは対イラン強硬派であり、共和党も民主党もイランをこの際叩くべきとの見解は根強いものがある。米国世論も反イラン感情は強い。

しかも、イランは湾岸諸国と代理戦争をイエメンやシリアなどで展開中である。

イラン国内もまた、対米強硬派を抱え、また、安易な妥協はできない。

タンカー攻撃をもって、安倍総理の外交手腕を非難する向きもあるが、これは因果関係を理解していない。安倍総理の外交手腕に危機感を抱いたからこそ、和平を望まない勢力が、わざわざ日本関係のタンカーを攻撃したのである。

つまり、タンカー攻撃に結び付けて安倍総理のイラン訪問を批判することは、和平への妨害をしたい勢力の思惑に協力することになるのだ。


このように、今回の安倍総理の訪問は大成功だった。それは間違いない。勿論、長期的な視点で見れば、米国とイランの関係の悪化は食い止められない可能性も高いのも事実だ。

しかし、日本の総理として、そして、拉致問題や日米貿易交渉を前にした、トランプ大統領への貸しを作ったという意味では非常に意義ある訪問だったと言えよう。

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