野党議員で年金未納だったのは彼らだ!野党に年金を政争の具にする資格はない!

野党は懲りずに年金問題を政争の具にしている。しかし、その彼らに、政争の具にする資格はあるのか。菅直人氏を筆頭とする年金未納問題を振り返ってみよう。

菅直人のブーメラン

2004年4月、社会保険庁の年金CMに起用された女優・江角マキコの年金未納が発覚し、続いて石破茂防衛庁長官や福田康夫官房長官などの年金未納も発覚した。

これに関して、当時民主党代表だった菅直人が、江角マキコの証人喚問を要求し、閣僚3名の国民年金未納が相次いで発覚していたことを、「未納3兄弟」などと皮肉って批判。得意満面の絶頂であった。

しかし、その僅か数日後に、今度は菅直人本人の年金未納が発覚。しかも福田康夫官房長官は、自らの未納発覚直後に「サプライズ辞任」した。この辞任は「潔い」と評価され、民主党は選挙民に対して「自民党に先を越された」という印象を与えることになった。

そんな状況で、菅直人は「未納は行政上のミス」と主張するも、辞任に追い込まれ、お遍路に旅立っていった。

反省の様子がない菅直人。

しかも、菅直人がお笑いなのは、その点を自ら質問主意書で政府に問い合わせ、行政上のミスと確認し、自分に責任がないと主張したことだ。何故ならば、その「行政上のミス」を引き起こしたのは、菅直人が年金運用の最高責任者である厚生大臣を務めていた時期に引き起こされていたからだ。ここまで綺麗なブーメランも珍しい。

そして、行政上のミスであったとしても、菅直人が年金に全く関心がなく、与党側がミスをしたので、年金問題で攻め立ててみたというだけという浅はかさも同時に浮き上がった。

立憲民主党と共産党の現役の未納議員一覧

さて、当時、年金を未納していたのは、菅直人だけではなかった。現在、立憲民主党や共産党の現役の議員をしている人間にも、大勢いる。

こういう人間たちが与党の年金政策を批判しているというのだからお笑いだ。

立憲民主党 衆議院議員

菅直人(未加入10か月間と報道されたが社保庁はこの期間も加入期間と訂正。未納は2か月間)
横光克彦(12年)
生方幸夫(5年5か月間)
近藤昭一(1か月間)
本多平直(1年7か月)

立憲民主党 参議院議員

福山哲郎(3年9か月間)
羽田雄一郎(6か月間)

鉢呂吉雄(4年11か月間)

日本共産党

赤嶺政賢(18か月)
高橋千鶴子(2か月)

引用元 政治家の年金未納問題

そして、自分は未納だったくせに、与党の未納をいい気になって追及した連中がどうなったか。そして、その後、何が起きたかは横浜国立大学名誉教授で昨年亡くなった、神代和欣氏による評価が全てを説明している。

小泉政権の下で,経団連および労働界との厳しい抗争を経て成立した 2004 年の公的年金制度改革は,その後も年金問題を政争の具とした民主党政権下でさらに多くの困難に曝されたが,社会保障と税の一体改革(2012 年 8 月~ 2013 年 8 月)及び社会保障制度改革推進会議の設置(2015 年 4 月)を経て,ようやくその真価が広く認められるようになった。

引用元 わが国の老後所得保障政策の問題点

まさに民主党政権は、自民党政権が策定した2004年の公的年金制度改革を超えられず、制度をいじくりまわした結果、何もできないままに政権の座を追われた。民主党政権は「社会保障と税の一体改革」も始まってすぐに、政権ごと投げ出してしまった。まさに悪夢である。

そして、安倍政権は、その尻ぬぐいをしてきた。安倍政権が立て直した「社会保障と税の一体改革」、そして、安倍政権が設置した「社会保障制度改革推進会議」やGPIFによる年金財源の飛躍的な増大により、ようやく年金制度は立ち直りつつある。

「立憲民主党は恥を知りなさい」とは、まさにこのことだ。


余談ではあるが、スウェーデンの年金改革は、年金を政争の具にしないということを政権与野党が合意して年金改革が進められた。

いい加減、野党は年金を政争の具にするのではなく、具体的な将来像や制度設計について、与党と協議をするべきだ。そうでなければ、再びブーメランを受けることになる。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!

関連記事一覧