
ながえ孝子参院候補、企業献金禁止を主張した2か月後に企業献金を違法に受け取った上に隠ぺい工作。「返金は選挙終わってから」とも。
愛媛県から野党統一参院選候補として出馬する、元民主党衆議院議員のながえ(永江)孝子氏の大スキャンダルが発覚。先の参院選で「企業団体献金の禁止」をキャッチコピーにしていたのに、自分は法人献金の受け取りが禁止されている政治団体で、企業献金を受け取っていたのだ!
しかも、ながえ氏は、それを隠蔽した疑いがある上に、「返金は選挙後」などと寝言を言っている。
政治資金規正法が禁じる寄付200万円をうけとっていた!
6月30日、ながえ孝子氏の違法献金問題が一斉に報じられた。
参院選愛媛選挙区(改選数1)に野党統一候補として無所属で出馬する意向の永江孝子元衆院議員(59)が30日、松山市で記者会見し、1月まで代表を務めた政治団体が平成28年の設立以降、政治資金規正法で禁じられている法人からの寄付200万円余りを受け取っていたと明らかにし、謝罪した。
松山市の「ながえ孝子サポーターズ愛媛」で、自身は団体の運営や会計処理に携わっておらず、担当者の知識や理解が不十分だったと釈明し「心からおわびする」と述べた。違法献金分は選挙後に返金するとした。
調査を担当した大井倫太郎弁護士によると、団体は28年9月~今年6月ごろ、法人77社から会費として計207万3千円を受け取った。団体の政治資金収支報告書には「個人からの寄付」などに含めて記載。個人会員からの会費と合わせ、収入を永江氏の資金管理団体に寄付していた。
政治資金規正法では、企業・団体献金は政党本部、政党の政治資金団体、政党支部に限られている。しかし、ながえ氏は、そのいずれにも当てはまらない個人の政治団体で企業献金を受け取ってしまった。
ながえ氏の政治団体は、それを「個人からの寄付」として処理もしている。単なるミスではなく、隠ぺいの可能性が高い。
ながえ氏は過去の選挙で企業献金の全面禁止を訴えていた!
ながえ氏が悪質なのは、前回の参院選で「企業献金」の全面禁止を訴えていたことだ。(参考)
ながえ氏を応援するために、プロ市民の集合体であることが明らかになっている「市民連合」が制作した画像でも、「企業献金禁止」が主要政策として明記されている。
しかし、ながえ孝子氏はこの選挙で落選、そして、たった数か月後に企業献金を違法に受け取った。有権者への裏切り、そして有言不実行。
しかも、ながえ氏は今回の参院選に向けては「企業献金禁止」を訴えていない。やっぱり、企業献金をもらいたかったのか?
自分は知らなかった!選挙後に返金する!という無茶苦茶な言い逃れ
ながえ氏の悪質さは、これだけではない。今回の違法献金に自分は関わっていないし、知らないと言い張っている。もし、それが事実ならば、ながえ氏は、自分への200万円以上もの献金が誰からの献金なのかまったく認識していない、恩知らずになる。
今後、市民がカンパしたとしても、ながえ氏は感謝もしないし、認識もしないということだ。そして、ながえ氏が政治団体の金を全く把握せず、担当者を監督もしていない無能者ということになる。

ながえ氏のポスター。「まっすぐ正直に」とはお笑いだ。
そもそも知らなかったとしても、違法は違法。万引き犯が「商品とは知らなかった。お試し品だと思った。」と万引きの言い訳をしても、許されないのと同じ。
一方、これが言い逃れならば、「秘書がやったこと」と逃げまくった小沢一郎衆議院議員と同レベルになる。なお、ながえ氏は小沢チルドレンであり、小沢一郎氏が民主党議員に合計約5億円のお金を配った際に、嬉々として受け取った91人の1人である。師匠そっくりだ。
しかも、ながえ氏は、この違法献金を選挙資金に充てたいようで、「選挙後に返金する」などと妄言を吐いている。なぜ、ながえ氏は今すぐ返金しないのか。今すぐ、銀行に行って振り込めばよいだけではないか。
ペテン気質は昔から
ながえ氏のペテン気質は、今に始まったことではない。悪夢のような民主党政権下でも、彼女はやらかしていた。
消費税を上げないと言って2009年の選挙を戦ったのに、民主党政権が消費増税を言い出すと「議員になる前から増税すべきと思っていた」と全く逆のことを言い始めた。
この人のブログを見てビックラこいたことがある。
「私は議員になる前から消費税を上げなければこの国は持たないと思っていました」と消費税増案が可決されたあとにブログで述べておられました。
何それ・・・
民主党は消費税は4年間は上げない、議論もしないとして選挙を戦ったはずですが、この時点で嘘を言って詐欺を働いたということなんですけど。
2009年の衆議院選挙からこの人のペテンは始まっていたんですね、この人は根っからの詐欺師だということです。
消費増税に賛成したのに、それに反対する共産党の支援を受けるながえ氏。
今回のながえ氏の言い訳も、どこまで本当か、あやしい。
さて、法律を守れない候補者を野党は擁立し続けるのか?注目が集まっている。
