立憲民主党、高齢者の運転対策を2か月で放棄!参院選公約のどこにも見当たらない!自民党公約はバッチリ明記!

4月18日、東京都池袋で高齢者が運転する乗用車が暴走し、母子2人が死亡した。この事件後も、高齢者ドライバーによる事故は後を絶たない。これを受けて、政府は従前からの対策を強化・加速させ、各党は対策案に乗り出した。

立憲民主党もまた、4月25日に、高齢者運転対策について議論するワーキングチームを設置した…までは良かったが、その後はほとんど沈黙。公式Twitterでも言及しなくなった。

そして、先日公開された立憲民主党の参院選公約の中で、「高齢者の運転対策」の文言が、どこにも見当たらない!立憲民主党は、高齢者の運転対策をマニフェストから消去してしまったのだ。

高齢者運転対策を削除した、立憲民主党の選挙公約に批判が殺到!

この件について、立憲民主党が高齢者運転対策に踏み出したという一報を聞いて、応援する記事を書いていた東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授の篠田英朗氏は、「大変に失望した」と憤った。

立憲民主党が「立憲ビジョン2019」という形で発表した参議院選挙の公約を見た。

大変に失望した。

私は以前、「立憲民主党の高齢者運転対策の動きを応援する」という題名の文章を書いてしまった。立憲民主党が、「高齢者運転対策について議論するワーキングチームを設置した。近く提言をまとめ、必要に応じて法的措置も検討する。」というニュースを見て、書いた文章だ。

立憲民主党としては、高齢者運転対策は、2カ月程度の議論では、やるかやらないか決められる問題ではない、ということか。残念だ。

政党のほうにやる気がなかったのだから、私としては、以前に書いた「応援したい」という文章を撤回しなければならないようだ。

引用元 立憲民主党の選挙公約に失望する

篠田教授が裏切られたと感じるのも、無理はない。立憲民主党は、対策ワーキングチームを作るとまで意気込んだのに、その後はダンマリ。公式Twitterも4月26日を最後に沈黙したままだ。

立憲民主党のワーキングチームも、第一回を実施したと公式HPで紹介したものの、その後は音沙汰なし。アリバイ作りのように、6月30日に「高齢運転者による交通事故防止多作の強化に関する緊急提言」を宮腰光寛内閣府特命担当大臣、北村博文警察庁交通局長に、こそっと提出しただけ。これも立憲民主党公式Twitterで紹介はしていない。

しかも、肝心の提言書の内容も不明。

高齢者に忖度した立憲民主党

篠田教授の指摘は続く。彼によれば、立憲民主党が、今回の選挙公約から高齢者運転の対策を外したのは、高齢者に忖度し、媚をうったからだという。

立憲民主党を応援したかったのは、立憲民主党の支持者層が著しく高齢者に偏っているためでもある。

野党第一党が高齢者党では、日本の政党政治の健全な発達はあり得ない。高齢者運転対策は、新しい立憲民主党への象徴的な第一歩にもなったはずだ。

しかし、高齢者運転対策は、20年くらいは時間をかけてじっくり議論したい、せめて立憲民主党の支持者層の年齢が平均寿命の年齢を超えるまで待ってほしい、といった話だったら、日本の政治の停滞は決定的だ。

「立憲ビジョン2019」は、「現在の日本は、人口減少と高齢化…などの大きな変化にさらされています」という文章から始まる。そこで立憲民主党が追求する政策の一番目「ボトムアップ経済ビジョン」では、「家計所得を引き上げる」ということに続けて、「老後の安心を高める」という目標が掲げられる。

結構な話だ。高齢者運転対策など、とんでもないことだろう。

「老後の安心を高める」ために、先日の党首討論でも、枝野代表は持ち時間のほとんどを年金問題に使った。

引用元 立憲民主党の選挙公約に失望する

結局、立憲民主党は、選挙前に高齢者を刺激したくないということしか考えておらず、その場の勢いで主張した「運転対策」を事実上放棄することになった。

自民党は選挙公約で「運転対策」をしっかり明記

一方、自民党は、選挙公約で高齢者の運転対策をしっかり明記している。

まず、令和元年政策パンフレットにおいて、自動走行を社会に普及することを目指すとしている。これが実現すれば、高齢者が自分で運転する必要もなくなる。

また、自民党政策BANKでも、生活の安全の項目において、高齢運転者の交通事故防止対策の一層の強化、子どもの通行路の安全確保等を含めた総合的な交通事故抑止対策に取り組むと約束している。

このように、自民党と立憲民主党の差は明白。交通事故を減らすために、参議院選挙でどちらを選択すべきは明らかだ。

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