支持率で見る安倍政権VS民主党政権の歩み

支持率とは、政権に対する国民からの信任のバロメーターである。その支持率から、安倍政権と民主党政権の歩みを振り返ってみよう。

外交と経済における悪夢、鳩山政権

各種世論調査で鳩山内閣発足時の支持率は軒並み6割を超え、党運営の実権をあずけた小沢一郎幹事長との「小鳩」体制は、強い追い風を受けてスタートした。

しかし、年末の10年度予算編成は財源確保が難航、早くも試練となった。(中略)

外交の未熟ぶりはより深刻だった。米軍普天間飛行場の移設問題で、鳩山氏は政権交代前の「最低でも県外」との自らの発言に執着。09年11月、オバマ大統領に「トラスト・ミー(私を信じて)」と早期決着を約束しながら、調整は難航。結局、新たな移設先は見つけられず、自民党政権時代に固まっていた名護市辺野古に回帰した。鳩山政権は米国の信頼を失い、「県外」に一時沸いた沖縄県民にも見放される形となった。

小沢氏の元秘書が政治資金をめぐる事件で逮捕され、小鳩の求心力は一気に低下。迫る参院選への影響を懸念する声が民主党内で強まり、鳩山氏は10年6月、小沢氏を道連れに辞任した。

引用元 【図解・政治】衆院選・民主党政権3年の歩み(2012年11月)

まさに悪夢。それ以外に表現のしようがない鳩山政権だった。財源不足に陥り、外交も大失敗。

経済面でも「鳩山不況」と呼ばれる事態に陥り、日本は崩壊一歩手前に陥った。鳩山政権は、外交も経済も破壊しつくし、小沢一郎とともに消滅した。

東日本大震災のA級戦犯、菅直人政権

後を継いだ菅直人首相は、7月の参院選前に唐突に消費増税を表明したが、低所得者対策などをめぐる発言のぶれが批判を浴び、参院選は大敗。「ねじれ国会」が再現した。

9月、尖閣諸島沖での漁船衝突事件で中国人船長を逮捕・送検しながら、中国側が対抗措置を強めると、船長を釈放。ちぐはぐな対応は野党の追及の的となった。

内閣支持率がじりじりと下がる中、菅氏は政権浮揚を狙って「脱小沢」に動いた。(中略)

3月に発生した東日本大震災は、菅政権を根底から揺さぶった。菅氏をはじめ首相官邸は東京電力福島第1原発事故の対応に追われ、政府内の指揮命令は混乱。被災者支援や復旧・復興の遅れが指摘された。(中略)

8月の特例公債法などの成立を受け、菅氏は退陣した。

引用元 【図解・政治】衆院選・民主党政権3年の歩み(2012年11月)

菅直人が首相、枝野代表が官房長官を務めた菅政権も、わが国の歴史に永久に残る禍根を残した。

尖閣諸島における、現在も続く日中の対立を引き起こしただけでなく、東日本大震災への対応に失敗したことで被害を拡大。特に福島第一原発事故による対応の不手際は、風評被害を拡大させた。

そして、消費増税の方向性を決めたのも、この菅政権である。

領土問題で大失敗し、増税で内部崩壊した、野田政権

民主政権で3人目の首相となった野田佳彦氏(中略)

だが、野田氏が消費増税路線を鮮明にすると、小沢氏のグループが「マニフェスト違反」との主張を強め、党内抗争が再燃した。

野田氏は、消費増税に政治生命を懸けると明言して退路を断ち、自民、公明両党と連携する路線に傾斜。(中略)離党者が相次ぎ、民主党は溶解状態に陥った。

外交では野田氏も苦しんだ。9月の尖閣諸島国有化をきっかけに中国各地で反日デモが発生。日中関係は、国交正常化以降で最悪といわれるほど深刻な事態を招いた。

日本製品に対する不買運動で、日本経済にも影響が出ている。李明博大統領による竹島上陸も外交力の限界を印象付けた。

引用元 【図解・政治】衆院選・民主党政権3年の歩み(2012年11月)

鳩山・菅の二大無能政権で大混乱に陥った民主党政権。最後の野田政権に、それらを収める能力はなかった。

そして、増税を目指す野田首相と小沢一派の対立は、離党騒ぎを招き、国民の失望を招いた。尖閣諸島国有化による日中関係の悪化、韓国大統領による竹島上陸を引き起こし、それもまたさらに失望を深めた。

結局、解散総選挙を苦し紛れに行ったものの、野田政権は崩壊。

民主党政権は、首相が3回替わり、3回とも国民の信任を得ることはなかった。

悪夢を払った、安倍政権

そして、2012年12月に安倍政権が誕生した。

その支持率は、一貫して安定している。民主党政権とは大違いである。


こうして支持率と各政権の流れを見てみれば、安倍政権が国民の信任にこたえてきたこと、そして、民主党政権が裏切り続けてきたことが、よくわかる。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!

関連記事一覧