中国党高官の「夫人クラブ」注目 銀行から多額の報酬?

中国の次世代リーダー候補とされた孫政才(スンチョンツァイ)・前重慶市党委書記(53)の失脚を巡り、大手商業銀行「中国民生銀行」から不正な収入を得ていたとされる「夫人クラブ」が注目されている。胡錦濤(フーチンタオ)前国家主席や江沢民(チアンツォーミン)元国家主席らと関係が深い党高官の妻が集まる謎めいたグループに、孫氏の妻が関与したかどうかが焦点だ。朝日新聞

 

発端は2015年に同銀行の毛暁峰頭取が突然辞任したことだった。中国メディアによると、規律違反で摘発されたとされる。

毛氏は党幹部を養成する「共産主義青年団」(共青団)で幹部を務め、02年に同銀行幹部に就任。胡氏の側近で、14年末に汚職などで失脚した令計画・前党統一戦線工作部長と同じ共青団出身で関係が近かった。

 党機関紙・人民日報系ニュースサイトなどによると、その後の調査で同銀行内に高官の妻たちでつくる「夫人クラブ」の存在が判明。妻たちは形式的に役員会などの役職に就き、多額の報酬を受けていた疑いがあるという。銀行側には、権力を握る党高官との関係をビジネスに生かす狙いがあったとみられる。朝日新聞

 

 

「夫人クラブ」のメンバーには令氏の妻や、14年6月に失脚した蘇栄・前全国政治協商会議副主席(収賄などで無期懲役刑)の妻が加わっていたとされる。蘇氏は、江氏の側近の曽慶紅・元国家副主席と関係が近い党高官である。

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