【エジプトテロ】死者300人を超える・・・

地中海に面するエジプトの都市アリーシュで24日起きたテロ事件による死者数が305人に達した。現地のMEHA通信が報じた。

現地では夜を徹してテロによる死者を弔う式が執り行われた。事件現場となったイスラム教寺院では金曜の礼拝が行われており、児童も多く出席していたため、27人もの子どもが犠牲となった。犠牲者の数はさらに128人増えた。これまでの報道では死者は235人とされていた。テロリストらは礼拝の行われていた寺院に突入し、爆破装置を作動させた挙句、逃げ惑う信者らに発砲した。地元の村民らはモスクが標的になった原因について、地元のスーフィズムの共同体は今までに再三脅迫を受け取っていた事実との関連を挙げている。スプートニク日本

死者の数が305名に達したとのことです。エジプトでも最大級のテロですね。

エジプト政府の反応としては、シーシ大統領が犯人に対して、断固たる鉄槌を加えると声明しました。
エジプト軍の反応としては、既にテロリストの巣窟と見られている近くの山岳地帯に空爆を加えたとのことです。

犯人はISの戦闘員であることはまず間違いないとして(これだけのテロ実行力を有する者はあの地域に他に居ない)、その背景等はまだ不明です。

【シシ政権に痛手 治安悪化、傾く観光業】

【アスワン(エジプト南部)篠田航一】エジプト東部シナイ半島ビルアブドのモスク(イスラム礼拝所)で24日起き400人以上が死傷したテロ事件は、治安対策を重視する軍人出身のシシ大統領にとり大きな痛手となった。 来春の大統領選への再選出馬を目指すとみられるシシ大統領は、今後さらに過激派組織「イスラム国」(IS)や傘下組織「ISシナイ州」などの取り締まりを強化する方針だ。しかし、昨年12月以降、首都カイロや北部アレクサンドリアといった主要都市に加え、シナイ半島、西部の砂漠地帯などほぼ国内全土で起きているテロを防ぎ切れていないことから、今後は政権に対する国民の不満が高まる可能性もある。毎日新聞

 

「家族が全員殺された。言葉がない」。現場にいたアブデル・ムバラクさんは英メディアにそう語った。ビルアブドは人口約2500人。保守的な地域で、金曜礼拝には男性のみが参加するため、今回の犠牲者には村の有力者が多数含まれているという。地元メディアは、モスク内部で血まみれの毛布に全身をくるまれた犠牲者の遺体が床に多数並んでいる様子を映した。シナイ半島ではコプト教(キリスト教の一派)信徒への襲撃事件も相次ぐ。ISの迫害を恐れてシナイ半島からスエズ運河対岸のナイル川のデルタ地帯に逃げてきた信徒の一人は毎日新聞に「シシ政権はテロを抑え切れていない。あと何人死ねばいいのか」と話した。毎日新聞

 

【関連記事】

エジプトの治安悪化が始まったのは2011年のムバラク政権失脚の際の「革命」。。。いわゆる「アラブの春」とやらの時ですが、それ以前、2010年には1470万人の外国人観光客がエジプトに来ていました。

2011年には「アラブの春」とやらのせいで980万人に急減しましたが、まだまだ明るい兆しのあった2012年には1150万人にまで増加、ところが2013年には同胞団政権が民衆と軍のパワーで転覆される「革命」が発生してまた940万人に減少、2014年にはシシ独裁パワーで990万人に微増、この流れで2015年は900万人にまた減少。

このようなことが起き更に減少するでしょう。

とにかく一番言いたいことは、どんな理由があろうともテロという行為は許せません。人の命を何だと思っているのか・・・。

このような惨劇はいつになったら起きなくなるのでしょうか?

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