有田芳生参議院議員が議会を利用し販促?河井克行法務大臣の”妻”についての文春記事。

2019年10月30日、有田芳生参議院議員が発売日前に週刊文春の記事内容を投稿し、議会で扱うとTwitterで宣言をした。

内容に関しては、河井克行法務大臣の妻である、河井あんり参議院議員の選挙違反疑惑である。参議院選挙で、河井あんり参議院議員がウグイス譲に高額報酬を支払った疑いがあるとする内容だ。安倍政権の現職大臣のアラを探している中で、たまたま出てきた新しいネタなのであろう。

夫である河井克行法務大臣の関与を滲ませたのは、大臣の不祥事のように思わせるタイトルで煽り、週刊誌の売れ行きを上げるためであると推測される。民間企業の営業努力の範囲であると理解する。

しかし、売れ行きを上げる行為にさらに、のるような形で投稿されたのが、冒頭の有田芳生参議院議員の投稿である。

メディアやジャーナリストが公人を追求するのは問題ない。野党議員が政府を追求することも問題ない。しかし、国会議員が発売日前日の週刊誌の固有名詞を挙げて取り上げ、発売日当日の議会で、週刊誌の内容を扱うと宣言するのは、不自然な行動ではないだろうか?

議会で扱うならば、週刊誌名を伏せて内容だけ扱えばよいにもかかわらず、週刊文春と明言し、未発売商品の画像もアップしているのは、宣伝行為への加担ともとれ、異常と言わざるを得ない。週刊文春と有田芳生参議院議員に特別な関係があるのかもしれない、と疑いたくもなるというものだ。

実際に、週刊文春と有田議員は昵懇の仲なのか?

単刀直入に、有田芳生参議院議員と週刊文春幹部は、昵懇の仲なのである。昔からの長い付き合いであり、今でも通じているようだ。

上の画像は有田芳生参議院議員のTwitter投稿である。文藝春秋といえば、言わずと知れた文春の発行元である。その社長と長年の同志であると、有田芳生参議院議員自身も発言しているのである。社長と仲が良いということであれば、その部下とも関係を築かれているものと推察され、週刊文春に関わる有田芳生参議院議員の投稿が過去にもあり、関係が近いからこそ取り扱っていたのかもしれないと、ますます疑惑は深まるのである。

このように、有田芳生参議院議員は週刊文春を過去にも宣伝している。

SNSだけであればまだよいが、今回はお友達の企業から一般では手に入らない発売前日の商品(画像)を融通してもらい投稿し、神聖なる議会を使ってその商品を宣伝するというようにもみえる。疑われたら、疑われた側に立証責任が生じるそうなので、立憲民主党は、早急に有田芳生参議院議員へ注意を促し、販売促進の意図と今回の投稿が関係があるかないか、明らかにするべきである。

何故、野党の選挙違反や不謹慎は取り扱わないのか?

週刊誌側にもやはり問題がある。政府与党は厳しい監視の中で運営されるのは至極当然だが、野党議員も税金で活動しているので、監視の目を向けられるべきであるが、野党議員の不祥事などの扱いは、与党議員と比べて非常に小さいか、または取り扱われないことが多い。

例えば、2014年7月の滋賀県知事選挙で、当時民主党所属(現立憲民主党)有田芳生参議院議員が、Twitterに公職選挙法違反に触れる投稿をしていたが、お咎めなしだ。

普段、SNSの投稿は削除しないと豪語している有田芳生参議院議員だが、さすがにこれは削除した様子。

今夏の参院選における選挙違反については、政治知新でも数多く取り上げた、当選した田島まいこ参議院議員などは、視覚障碍者用通路を占拠して選挙運動したり、選挙期間以外に名入りのタスキをして実質選挙運動していたりしたが、何も問われることがなかった。ルール破りに大小はなく、これも同様に選挙違反である。

これ以外にも、直近に産経新聞が報じたもので、立憲民主党の逢坂誠二議員と国民民主党の増子輝彦議員も支部から有権者へ香典や花を贈ったと報じている。

立憲民主党の逢坂誠二政調会長が代表を務める「民進党北海道第8区総支部」が平成28年に3件計3万円の香典、3件計2万円の花、1件1万円の見舞金を支出していたことが29日、政治資金収支報告書などから分かった。

公職選挙法は、政治家が有権者に金品を贈る寄付行為を禁じている。逢坂氏の立憲民主党北海道第8区総支部は「本人か支部関係者が、選挙区内の人に、個人名が特定されない『支部』として支出した。公選法上問題ない」と回答した。

国民民主党の増子輝彦幹事長代行が代表の「民主党福島県参議院選挙区第3総支部」は平成26年に香典として119件計95万5千円を支出していた。

増子氏の事務所は「選挙区内への香典もあったが、総支部が増子(氏)から寄付を受けて支出した」と答えた。交際費として「贈答品」や「花」にも支出していたが「選挙区外に贈った」と説明し、公選法上の問題はないとした。

引用元 立民・逢坂氏と国民・増子氏も支部で香典や花

野党幹部も似たり寄ったりなことをしているが、自分たちは良くて、与党はダメと言いたいのだろうか?

有権者としては、菅原一秀氏が経産大臣を辞任したのだから、逢坂議員も増子議員も役職を辞任してヒラの議員となるのが当然だと思う。特に、逢坂議員に至っては、2018年茂木大臣が経済再生担当大臣の時の線香疑惑で詰め寄った経緯がある。

「名前を書いていなければ、無償で物を配ってよいのか」(参考)と問い詰めたのは逢坂議員本人だ。

動画にもあるように、「名前が書いて無ければものを配ってもよいという認識か」と疑問視しているが、産経が報じた記事にある「支部」と表記していれば、本人の推定は容易である。

逢坂議員は同じことをしていながら、茂木大臣(当時)に詰め寄っていたのだ。自民党議員の辞職を訴えるのであれば、野党議員も辞職してから訴えるべきではないだろうか。

このように、公職選挙法に至っては、与党ばかりがけじめを取り、野党は知らぬ存ぜぬを通していることが現状だ。

上記で紹介した野党の香典や、先日の台風での立憲民主党議員のゴルフやパーティーなどは、ネットやSNSであれほど反響を呼び、絶好のネタなのに、週刊誌などではほとんど取り上げられない。

与野党関係なく、報じるのが公平なメディアだ。

もし、野党議員を活用し、コンテンツの宣伝やニュースソースを無理矢理作るような関係構造ができあがっており、野党議員の不祥事をメディアで取り上げることは難しいということであれば、大問題であり、明らかにしなければならない。

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