【新展開】佐野サービスエリア労働組合執行委員長が解雇!

先日も報じた佐野サービスエリアのストライキ問題(記事)。赤の他人と思われる人物がストライキに参加していたのではないかとの疑惑が浮上している。

赤の他人が、ストライキに参加しては、正当な目的を持ったストライキではなく、労働組合による労働組合のためのストライキといった側面が強くなる。

色々な問題を抱える佐野サービスエリアのストライキ。そのストライキを主導して行った労働組合執行委員長の加藤氏が解雇された。

執行委員長を解雇!

問題があるストライキを主導した労働組合執行委員長が12月上旬に解雇された。

東北自動車道上り線の佐野サービスエリア(SA、栃木県佐野市)で売店などを運営するケイセイ・フーズ(同市)が、労働組合の加藤正樹執行委員長を解雇したことがわかった。

引用元 佐野SA運営会社、元総務部長を再び解雇 労使対立深化

解雇するには、それなりの理由が必要だ。その解雇理由について詳細に述べている記事があった。その記事によると、

1.加藤氏が7月初め頃からSAの仕入れ先に対し「ケイセイ・フーズには金がない」「飛ぶ(倒産する)」などの虚偽の事実を述べたこと
2.加藤氏が1の発言したことで社に信用不安が生じていることを知りながら、7月31日に本来、支払うべき金額より少ない額の仕入れ代金を取引先口座に振り込んだ。それにより、取引先は社の信用に強い不安を覚え、納品を控えることとなった結果、SAでは8月4日から多数の商品の欠品が生じたこと
3.支払うべき金額より少ない金額を支払ったことの過失の程度が重いこと
4.労使交渉の様子を撮影した動画データをメディアに提供したこと
5.現金を届けた同僚に対して、怒鳴り、詰め寄ったこと
6.労使交渉について事実と反する内容をSNSに投稿したこと

等を挙げている。

上記の内容が事実ならば、特に1~3については営業妨害というほかないのではないか。前回のストライキについても、赤の他人をストライキに動員していたならば、それは歴とした営業妨害だ。

解雇理由として複数挙げられているが、今回の解雇は、懲戒解雇ではなく、会社側は普通解雇として行った。これだけの解雇理由を挙げておきながら、普通解雇という方法を選んだのは、会社側の温情なのではないだろうか。

この労働組合活動のおかしなところ

今回の佐野サービスエリア・ストライキ問題。おかしなところがある。なんと組合活動費についてカンパを募っているのだ。

通常、労働組合の組合員は、月額組合費等を支払っているはずだ。にもかかわらず、組合活動に係る費用をカンパで募る労働組合。実際に、このカンパで集まった資金を用いて、救済申し立てを行っている。

また、今回の問題に関しては、署名活動も同時に展開している。

署名を求める労働組合。ここで得た署名をネクスコ東日本、ネクセリア東日本に持っていくというのだ。署名、カンパ等の組合活動をみていると、この労働組合は、労使間で話をまとめる気がないように思えて仕方ない。

この署名活動、おかしな一文が入っている。それがこれだ。

不払いが、過小支払のことを指しているなら、それを行ったのは、組合の執行委員長で総務部長であった加藤氏だ。

佐野サービスエリアで11月に実施された2回目のストライキ。これは9月に実施されたものと大きく異なり、カンパを募ったり、署名活動を行ったりと、第三者を巻き込んで展開しようとしている。

前回の記事で紹介したように、赤の他人、ましてやプロと思える集団をストライキに参加させているのなら、佐野サービスエリアのストライキは、もはや純粋な労使間交渉のもつれによるストライキとは言い難い。

今回の問題の中心人物が解雇で去った今、佐野サービスエリアの労働組合には、一刻も早く、外部のプロ集団とは手を切り、純粋な労働組合に戻ることを期待したい。

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