中国当局の情報統制強化 新型肺炎感染訴える投稿削除 ネット「パンデミックが始まっているんじゃないの?」「本当のことを発表しないから、憶測でみんなが噂するし、デマも流れる」
【上海時事】中国湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、インターネット上に投稿された「感染」を訴える書き込みが削除されたことが分かった。
武漢市衛生当局は16日夜、新型肺炎で2人目の死者が出たと発表。中国当局は、人々の間で感染拡大によるパニックが起きないようネット上の情報統制を強めている。
中国版ツイッター「微博」には16日昼、「父親が9日に肺炎を発症し、母親と自分もここ3日間、発熱が続いている」との投稿があったが、夕方に削除された。既に投稿者のアカウントも閉鎖された。
微博の書き込みによると、父親は熱が下がらず、武漢市内の新華病院で肺炎と診断されたが、専門治療が受けられる同市内の同済病院に転院させられた。しかし、同病院は発熱患者であふれ、検査部門もフル稼働中で、注射を打った後、自宅での隔離療養を指示されたという。
しかし症状は悪化。別の病院の紹介状をもらってようやく、新型肺炎患者が集められて隔離されている金銀潭病院(武漢市)に収容された。その後、母親と本人も肺炎を発症し、同病院に電話したが、「外来患者は受け付けていない」と、診療を断られたという。
ネットの反応
・中国は情報統制強化してる場合じゃない。
本当のことを発表しないから、憶測でみんなが噂するし、デマも流れる。
SARSのときと変わってないんですね。
やはり感染者数は倍以上いるんじゃないですか?
・このネット&ソーシャルメディアの時代に情報統制すれば余計パニッックなるに決まってる、中国当局最悪の一手。日本にとっては、これは国賓待遇をキャンセルにできるという絶好のチャンス。(2Fさんの顔も立つだろう)
・中国国民「タイに続き、今度は日本。ウイルスは海外にまで広がっているのに、なぜ国内では武漢以外で確認されないのか?」
中国政府「国外へは出るが市外へは出ない。愛国ウイルスなのだ。信じるものは救われる、疑うものには容赦しない」
・恐らく、北京や上海でもかなりの患者が居るものと予想される。そして、それを隠ぺいしてる可能性もある。
・この記事だけを読んでみると、もう武漢じゃパンデミックが始まっているんじゃないの?回復した人もいるという報道もあったけど、そっちの方が信用できない気がする。
・情報統制はこの件に限っただけでなく、日常茶飯事に行われてます!
特に中国国内のネット微信!
先日、微信を使い、香港情勢を北京の妹夫婦にメールした途端、3~4秒後に微信の機能が停止。その後半日位は繋がらなくなりました、、、。
中国の知人に聴いたところ、政府がNGキーワードで取締るので、NGのテーマや文字を打つと強制停止になる様です。
個人の携帯やPCも全て情報を把握しているとかで、本当に怖い国です!
・春節前でタイミング的には最悪。
30年前なら国内だけの大移動イベントだったが、今は中国人が大挙して世界各地に出て行く。上海の日本総領事館も、今ビザの発給申請が26,000件だと報じられていた。日本に来るのは武漢からだけではないだろうが、できれば中国からの渡航は自粛してほしい。
中国国内の移動も、春節時は大混雑。しかも長距離だから時間も長い。狭い空間に長時間一緒にいるから、家族でなくとも濃厚接触する機会は飛躍的に増える。人数も家族内よりはるかに多い。
感染が一気に中国各地に広まり、さらにそれが世界に、とならないことを祈る。
・まあそれほど悪性度は高くないようではあるが、この話を見る限りかなり広がっている可能性が高そうだね。
病気が危ないというよりこういう考え方、体制はほんと危ないね
・中国にとってはこれも国家秘密ということ。
と言いたいところだが、実際のところは
初動の不手際を隠蔽し、反地方政府や、反中央政府につながるのを恐れている。
この辺の手際が良いのはご愛嬌?
・これは武漢市内であってもミニパンデミックあるんじゃない?
今のところ高齢者での死亡が伝えられているから、適切な治療を受ければ重篤にはならないのかもしれないね。
ただ、中国は格差あるしお金がないと病院は治療をしてくれない状況、貧困にあえいでいる人達が治療も受けられずウィルスを市内でまき散らすことなったらヤバイですね。