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安倍内閣総理大臣施政方針演説 安倍総理が異例の「台湾」について言及すると議場内から大きな拍手 ネット「good job 」「国会での台湾の配慮は、ほんとに嬉しい!」

 安倍晋三首相が20日の施政方針演説で、東京五輪・パラリンピックに参加する選手団のホストタウンとなる自治体とその相手に関し、「岩手県野田村は台湾」と述べると、議場内から大きな拍手が起こった。

日本と外交関係がない「台湾」が施政方針演説に登場するのは平成18年1月20日の小泉純一郎首相(当時)の演説以来で異例。小泉氏は前年の外国人旅行者増の要因として「台湾」に対する査証免除を挙げた。

安倍首相は、東日本大震災後に寄せられた支援に感謝し、選手や関係者らを招いて交流を図る被災地の3自治体を相手国・地域と合わせて紹介。岩手県釜石市とオーストラリア、福島県二本松市とクウェートとともに、野田村と台湾に言及した。

超党派の議連「日華議員懇談会」の幹部は産経新聞の取材に、「習近平国家主席の国賓来日を控えた中国への牽制(けんせい)だ」と語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200120-00000569-san-pol

安倍総理発言全文(関係部分を抜粋)

二 復興五輪

二〇二〇年の聖火が走り出す、そのスタート地点は、福島のJヴィレッジです。かつて原発事故対応の拠点となったその場所は、今、我が国最大のサッカーの聖地に生まれ変わり、子どもたちの笑顔であふれています。
常磐自動車道に続き、本年三月、JR常磐線が全線開通します。これに合わせ、双葉町、大熊町、富岡町の帰還困難区域における避難指示の一部解除に向け、準備を進めます。
浪江町では、世界最大級の、再生エネルギーによる水素製造施設が、本格稼働します。オリンピックでは、このクリーンな水素を燃料とする自動車が、大会関係者の足となります。そして、大会期間中、聖火を灯し続けます。リチウムイオン電池、AIロボット。未来を拓く産業が、今、福島から次々と生まれようとしています。
津波で大きな被害を受けた、宮城県を訪れる外国人観光客は、震災前の二倍を超えました。岩手県では三倍となっています。昨年九月に陸前高田市で開業したばかりの道の駅では、僅か一か月で十万人の観光客が訪れ、賑(にぎ)わいを見せています。
来年度で復興・創生期間は終了いたしますが、次のステージに向け、復興庁を司令塔に、政治の責任とリーダーシップの下で、福島の本格的な復興・再生、東北復興の総仕上げに、全力で取り組んでまいります。
九年前、ファーディーさんは、ラグビーチームの一員として、釜石で、東日本大震災を経験しました。
「ここで帰ったら後悔する」
オーストラリア大使館から避難勧告を受け、家族から帰国を勧められても、ファーディーさんは、釜石に残り、救援物資の運搬、お年寄りや病人の搬送。困難に直面する被災者への支援を続けました。
その感謝の気持ちと共に、本年、釜石は、オリンピック・パラリンピックに際し、オーストラリアのホストタウンとなります。岩手県野田村は台湾、福島県二本松市はクウェートなど、二十九の被災自治体が、支援を寄せてくれた人々との交流を深めます。
心温まる支援のおかげで力強く復興しつつある被災地の姿を、その目で見て、そして、実感していただきたい。まさに「復興五輪」であります。
東日本大震災では、百六十三の国と地域から支援が寄せられました。我々が困難の時にあって、温かい支援の手を差し伸べてくれた世界の方々に、改めて、今、この場から、皆さんと共に、感謝の気持ちを表したいと思います。

全文は↓※動画有
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2020/0120shiseihoushin.html

ネットの反応

・台湾への配慮は嬉しいです。
交流を国レベルで、もっともっと進めて頂きたい。

・「台湾人も香港人も中国人ではありません!」と言う表現ですね…事実上、台湾は独立しています…我が国の対応はベストですね!

・中国が五輪に政治を持ち込まないという趣旨に背いて
抗議してくるかどうか。
内政問題?それってモロ政治でしょ。
台湾には復興支援でお世話になっているからね。

・台湾は台湾。
どっかの国が何か行ってきそうですが、台湾には震災の時など、本当に大きな応援をしてくれた大事な友です。
その感謝を示すのに他所からとやかく言われる筋合いはないですからね。
と、一国民目線では言えますが、外交的に難しいバランスもあるしパワー的な話で言えば中国と台湾ならどうしたって中国の方が強い中、安倍首相よく公然に言えたなと。天晴でした!

・台湾、これから厳しい現実が待っているような気がします。
日本はいつも応援団、味方、寄り添って欲しいと思います。

・上手くもあり、ある意味無難でもある絡め方しましたね。何にせよ台湾以外の一般的呼称は無いし、便宜上とは言え台湾の単語が出せたのは良かった。

・事実上、台湾は自立して機能しているだもの、これは紛れもない事実だ。
中国・習近平の訪日を控えた、総理大臣の施政方針演説としては、good job でしょ。

・ある政治家が「台湾は日本の親戚みたいな国」と言った。
ほんとにそう思う。

・一時期、台湾は変な方向へ向かった事があったけど、民意を反映する選挙で軌道修正した。
今度の選挙結果を聞いて、ガッツポーズや喜びの声をあげたのは私だけではないはず。
お互いの痛みが分かり合えるかんけい。
台湾と日本は、どちらが兄でも弟でもない兄弟だと思うよ。

・台湾の中共離れが進むことはハッキリしています
そして国民党の影響が少なくなれば、台湾は台湾国でしょう。
国民党系メディアに対する反対デモもあり、反浸透法も効いてくる
蒋介石の中華民国は消えつつあるように見えます。
そうなったら日華議連も改名するのかな?

・地方公共団体が外国の都市と姉妹都市関係を結ぶのは、平常且つ正常で至極当然。況や五輪のホームタウンにおいておや……..サラッと行きましょうよ、サラッと。

・今後は、超党派の日韓議員連盟は解散の方向で、代わりに超党派の日華議員懇談会を日華議員連盟に昇格したらどうか?

・中国への牽制なんかではなくて、純粋に台湾が友人だと信じているからだけだと思いますよ。

・国会での台湾の配慮は、ほんとに嬉しい!
自民嫌いだけど、こんなことしてくれるなら応援します。日台友好

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