鈴木北海道知事、吉村大阪府知事と比較して、後手後手&無為無策の東京都知事小池百合子氏!!都民の皆さん、小池のパフォーマンスに騙されてはいけない!
東京都知事の小池百合子氏が、新型コロナウイルス対策のアピールに躍起になっている。それもそのはず、今年は東京都知事選挙が控えており、小池氏としては、延期された東京五輪・パラリンピックに、開催都市の知事として出たいのだ。
新型コロナウイルス対策を着実に進めているならば、その対策のアピールも良いが、小池氏は、相変わらず後手後手の対応なのは明らかだ。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、いち早く対応をとった二人の知事。
小池氏の新型コロナウイルス対策のみが注目されているが、小池氏より、いち早く新型コロナウイルスの感染拡大防止のために決断をした知事が2人いる。それが北海道知事の鈴木直道氏と、大阪府知事の吉村洋文氏だ。
北海道知事の鈴木氏は、北海道内での感染拡大の兆しが見られたのを受け、北海道独自の緊急事態宣言を行っていた。
道内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鈴木直道知事は28日夕の北海道感染症危機管理対策本部会議で、同日から3週間に集中的に対策を講じるとして「緊急事態宣言」を発表し、道民に対して29日と3月1日の週末2日間の外出自粛を要請した。
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鈴木氏は、他の都道府県に先立って、外出自粛要請を行った。もちろん、この自粛要請については、法的根拠はなく、あくまで自粛要請にとどまる。
しかし、その効果ははっきりとでた。
北海道と札幌市は17日、同日午後6時時点で新型コロナウイルスの新たな感染者を確認していないことを明らかにした。道内の感染者ゼロはほぼ1カ月ぶりで、2月28日に鈴木直道知事が「緊急事態宣言」を出して以降初めて。
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鈴木氏が、独自の緊急事態宣言を出し、3月17日には、新規感染者0を記録した。
そして、もう一人、大阪府知事の吉村氏も、ターニングポイントとされていた3月の連休の際、自粛要請を出していた。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、日本国内でも個人の行動を制限する動きが出てきた。大阪府と兵庫県は19日、両府県との間で20日からの3連休、両府県民に不要不急の往来を自粛するように呼びかけた。兵庫県内などでの感染者が増える中、行動制限で感染拡大の抑制を狙う。企業活動への影響などが懸念されそうだ。
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新型コロナウイルスの爆発的な感染を懸念して、吉村氏が要請した往来自粛。人口が多い大阪府では、早くから危機感を抱いていたことがよくわかる。本当に頼もしい首長であり、政治家だ。
しかし、その一方、日本の首都、東京を預かる小池百合子都知事は、東京五輪・パラリンピックのことしか頭になかったようだ。本当に頼りない政治家だ。
小池氏は五輪・パラリンピックの延期が決まるまで動かず
二人の若い知事が、先手先手で、新型コロナウイルス対策を講じていた中、小池氏は、まったく動かず、新型コロナウイルス対策は、3月の連休明けまで持ち越された。
いまでこそ“オーバーシュートの分かれ道”と繰り返していますが、感染拡大の分かれ道になると懸念された3月20日からの3連休前、厚労省クラスター対策班から“4月2~8日に患者が320人にまで増える可能性がある”という試算を受け取りながら、知事は無視していたのです
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小池氏の対応を見ていると、「ロックダウン」「オーバーシュート」、そして最近では、「ステイホーム」と横文字が並ぶ。いつも横文字で人を煙に巻くのがお得意の彼女のパターンだ。もっとしっかりと日本語でわかりやすく説明もすべきだ。が、小池氏の後手後手の対応を見ると、これらの言葉が虚しく聞こえる。
頻繁に官邸に通っているようだが、小池氏の頭の中にあるのは、自身の新型コロナウイルス対策についてまわる「後手後手」の印象を、どのように払拭するか、それしかない。
コロナだけでなく、官邸の威光を利用して、自身の印象操作、つまりイメージアップに躍起の小池氏。いつも他人を利用してばかりで、なんら自ら生み出そうとしないのが小池氏だ。
小池氏は、自身の印象が向上すれば、それでよいのだろうが、国民・都民には生命財産と生活が懸かっている。
小池氏には、これ以上の新型コロナウイルスの政治利用を辞めて頂きたい。