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ICANってノーベル平和賞ってそんなに偉いの?「日本は国際社会の仲間外れになり得る」ってまるで脅しじゃない、平和から程遠い発言なんですけど

ノーベル平和賞ってそんなに偉いんですかね。
勝手に人様の庭にやってきてその家庭の事情も関係なしに「主人に合わせろ!合わせなきゃ町内会で仲間外れになるよ」って脅してる。
私にはそう見えて仕方ないんですよね。
確かに、核なんてものはものはないに越したことはありません。日本は唯一の被爆国ですから、核廃絶に関してはどの国よりも願っています。
現に核兵器廃絶決議案の国連総会本会議での採択されましたが、今まで23年連続して提出していたんです。
ここまでしていることをフィン事務局長は知ってるんですかね?
ICANとは核兵器廃絶国際キャンペーン、英語で International Campaign to Abolish Nuclear Weaponsの略で ICAN アイキャン,アイカン。各国政府に対して、核兵器禁止条約の交渉開始・支持のロビー活動を行う目的で設立された国際的な運動(キャンペーン)の連合体である。赤のピースマークと弾頭(加害の主体を成す部分)が折られたミサイルのイメージがシンボルになっている。


「条約に署名したからといって、同盟国との関係が崩れることはない」とフィン事務局長はまるで日本がアメリカに気を使って反対に回ったと思っているようだ。まあ、日本国内でも一部の野党や報道もそんなこと言ってましたが、そんな浅はかなもんじゃないんですよね。
そもそもなぜ日本が核兵器禁止条約に反対なのかは『岸田外務大臣会見記録』をご覧になればわかります。

岸田外務大臣会見記録

注目すべきは冒頭発言です。

核兵器禁止条約交渉会議について

【岸田外務大臣】1月の外交演説で述べたとおり,私(大臣)は核兵器禁止条約交渉については,日本として主張すべきは主張していくことが重要であると述べてきたところです。今回ニューヨーク時間,27日に国連で行われました核兵器禁止条約交渉会議のハイレベルセグメントに,我が国からは高見澤軍縮代表部大使,及び相川軍縮不拡散・科学部長が出席し,その主張を述べたところであります。
この主張の中身につきましては従来から申し上げておりますように,我が国の基本的な立場,核兵器の非人道性に対する正確な認識と,厳しい安全保障に対する冷静な認識,この二つの認識の下に,核兵器国,非核兵器国の協力を得,現実的・実践的な取組を積み重ねています。こうした基本的な立場に基づいて核兵器,軍縮・不拡散における5つの原則,すなわち核兵器の透明性の確保,さらには核軍縮交渉のマルチ化,さらには北朝鮮等の地域の核拡散問題への取組,さらには核の非人道性,そして被爆地の訪問,こうした5つの原則を述べたものであります。
今回,会議が始まりましたが,昨日開始された会議には,現実に核兵器国の出席は1国もありませんでした。また我が国として,我が国の今申し上げたような主張,こういったものを満たすものではない,こういったことが明らかとなりました。こういったことからこうした会議のありようは,「核兵器のない世界」に対して現実に資さないのみならず,核兵器国と非核兵器国の対立を一層深めるという意味で,逆効果にもなりかねない,こういった考えにも至った次第であります。
したがって日本政府としましては,諸般の事情,総合的に十分に検討した上,昨日のハイレベルセグメントに出席をし,日本の考えを述べた上で,今後この交渉へは参加しないということにいたしました。我が国としましては,引き続き核兵器国と非核兵器国,双方が参加する枠組み,NPTですとか,CTBTですとか,あるいはFMCT,あるいはG7,こうした核兵器国と非核兵器国の協力を得ながら進めていく議論に,しっかりと貢献することによって,「核兵器のない世界」実現のために努力を続けていきたい,このように考えます。http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaiken4_000475.html#topic2

要点を言うと
・我が国の核兵器廃絶決議案の内容が盛り込まれていなかった。
・核保有国が参加してない非核保有国のみで決めても現実でない。
・このような形で決めても核保有国と非保有国との対立を深める。

今回の核兵器禁止条約が、これまでに国連でなされてきた一連の核廃絶決議とは異なり、核兵器の法的禁止を目指しているからです。
国際社会はこれまで、1968年に作成され、1970年に発効した核拡散防止条約(NPT)の下で核軍縮を進めてきました。NPTには3つの柱があります。一つが核保有国による核軍縮。もう一つが非保有国への不拡散。三つめが原子力の平和利用です。平和利用についてはIAEA(国際原子力機関)による厳しい査察によって担保されています。
日本はNPTの優等生です。多額の経費を負担し、原子力の平和利用についても非常に厳しい査察を受け入れてきました。また、1994年から毎年、国連総会へ「核兵器の究極的廃絶に向けた核軍縮」決議案を提出していますが、あくまでも保有国による核軍縮と非保有国への不拡散を目指すNPT体制を前提としています。https://news.yahoo.co.jp/feature/452

上記は今回の核兵器禁止条約の内容であり、徐々に核を減らしていくという今までの流れから、一気に核そのものを禁止し根絶するというものである。
これでは保有国と非保有国の意見が真っ二つになっても仕方ないです。これでは日本が今まで地道に訴えてきた事が瓦解してしまいます。
せっかく今まで保有国のなかでも核の縮小に移行していた国も頭ごなしにこんなこと言われたら意固地になると思いませんか?
私としては23年の日本の努力がこれで台無しにならないかと危惧しています。
この考えは今回の事務局長の行動発言にも繁栄されていると思います。
物事を一足飛びに運ぼうとし、まるで相手の都合を考えない強引さ。思うようにならなければ「日本は国際社会の仲間外れになり得る」などと脅しともとれる発言を平然とすることなど、なるで平和を訴える組織のTOPがいう発言ではない。
日本が堪え難きを堪え、忍び難きを忍びやっと日の目を見てそこから生まれた希望を今回のICANは摘みかねない。

実際今回の核禁止条約に日本は参加すべきでないという有識者も多い。

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