安倍総理　抗インフルエンザ薬「アビガン」を月内に承認するよう指示ー自民党役員会にて

安倍晋三首相は4日の自民党役員会で、抗インフルエンザ薬「アビガン」を月内に薬事承認するよう指示したことを明らかにした。

アビガンを巡っては

　安倍晋三首相は２８日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルス治療薬の有力候補とされる国産の新型インフルエンザ薬「アビガン」に「特例承認」を適用できないことについて、「政府内でも相当議論してきた。『（新型インフル薬として）日本で承認されているのだから（適用できるのではないか）』と私も言ったが、日本の法令上できない」と説明した。公明党の斉藤鉄夫幹事長の質問に答えた。

政府は、米製薬会社がエボラ出血熱の治療目的で開発した「レムデシビル」について特例承認を適用し、国内最初の新型コロナ治療薬として利用可能にする方針だ。首相は「特例承認はいくつか要件があるが、海外ですでに承認されたものについて、日本で行うことができる」と指摘した。

そのうえで、アビガンについて「企業治験もスタートしている。観察、臨床研究が進んでいる中で、中間評価的なことができないか今議論してもらっている」と説明。また、特例承認されなくても、患者自身が希望し、病院の倫理委員会で認められれば使用できることを強調した。

https://www.sankei.com/politics/news/200428/plt2004280040-n1.html

そんな中での安倍総理の決断は評価したい。

ネットの反応

これは素直に評価したい。レムデシベルより全体的に副作用は少ないし、何より点滴静注ではなく、経口薬で誰でも服用できる。海外へ無償で供給することにより、ある程度、在庫数は減ってしまうとは思うが、近所のクリニックでも医師の判断で投与できるように、その運用方法と供給量を確保していただきたい。

全国の医療機関でアビガンが処方され、軽症の段階からアビガンが使えれば状況は変わってくるし、ある程度安心できる。

異例中の異例ですね。
色々と反論も多いですが、この決定はびっくりです。
後で、副作用や新たな事例で国内はもとより世界中から非難されるかも知れないのに。個人的には少し安心出来ますが。

これぞ首相のリーダーシップです。国民が期待しているアビガンですからよくぞ指示出してくれました。

世界が期待する武漢ウイルス治療薬なのですから日本国内で承認が遅れてどうする？の思いがありました。一刻も早く承認させてください。

アビガンは軽症者に効く薬なので　早期投与が望ましい。　なのでPCR検査のさらなる拡充も同時に必要だ。できるだけ軽症者を見つけて投与し重症化させない。これで医療崩壊を防げる一助となる。

これについては対応が早くて評価できる。通常の手続き及び臨床を経ていないので心配な点もあるが。それだけ切羽詰まっているともいえるが。副作用ははっきりとしたのだろうか、その点はきちんと患者に説明して使うようにしなければだめですね。

大変嬉しいニュースです。
青山繁晴氏が「アビガンの認可をめぐって」という寄稿をしています。
やはりアビガン承認を邪魔していたのは厚労省の薬事部でした。

ですが、心配なのはアビガンの効果が最大に発揮されるのは６日以内の服用だと発明者の白木先生も推奨しています。
なので今のPCR検査の状態ではアビガンの効果が発揮されにくくなるのは危惧するところです。抗原検査やLAMP法、島津製作所のキット等も活用して早期検査も併せて体制の強化を求めます。

全国の医師が処方できるようになれば「安心」にはつながる。アビガンの効果は未だに不透明だが、色々と試さないと前には進まない。人類は座して死ぬことを選ばない動物だからここまで発展した。リスクは承知の上で走り、間違っていたら止めればよい。

緊急事態を終わらせるためには、治療薬の厚生労働省による認可はもう待ったなし。ワクチンさえも早期に認可しなければ、学校再開なんて、そして興行場の営業再開さえもできっこない。とにかく薬で完全に抑えてしなわなければ、全てを元に戻すことなんて、絶対できない。
今や製薬メーカーあるいは医薬品卸売り業者にとっては、最大の稼ぎ時が訪れようとしている。自民党の最大の集票源にもなっている医師たちは、治療薬やワクチンが認可され、医療現場に入荷してくるのを、首を長くして待っているのだ。医療崩壊の危機を防ぐ、国民生活を元に戻す救世主になる薬の認可が、非常に待ち望まれているのだ。