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政府、こまめな換気を呼び掛ける。専門家「他のウイルスと同様に感染予防に有効と考えられる」夏の新型コロナ対策で熱中症リスク回避方法。




新型コロナウイルスの感染防止対策で、政府はこまめな換気を呼び掛けている。ただ、これからの暑い季節はエアコンをつけずに窓を開け続けると、熱中症になりかねない。感染を防ごうと家での時間が長くなる傾向が続く中、感染症と熱中症の両方を意識した「効率のよい換気」を心掛けたい。

◇入れ替えの基本 空気の半分、1時間ごと  新型コロナウイルスの感染リスクが、換気でどの程度下がるのかは分かっていない。しかし、建物の換気に詳しい広島工業大環境学部の宋城基(ソンソンキ)准教授(48)は「他のウイルスと同様に感染予防に有効と考えられる」と説明する。

換気をすると、空気中の二酸化炭素や化学物質、ダニやカビなどのアレルゲン、細菌やウイルスを外に出したり割合を薄めたりして、室内に新鮮な空気を入れることができる。宋准教授は、室内の空気をきれいに保つ目安は、1時間に1回、自分がいる部屋の空気の半分以上が入れ替わることという。

一方、ほとんどのエアコンは換気ができないことも知っておきたい。室内の空気を吸い込み、冷やしたりぬくめたりして部屋の中に吹き出すだけだからだ。汚れた空気は、窓を開けるなどして入れ替える必要がある。

◇時短のこつ 風の通り道を確保して  夏場に気を付けたいのは、短時間で換気をしなければ室内の温度が上がり、熱中症のリスクが高まること。宋准教授は「効率よく空気を交換するポイントを押さえましょう」と強調する。

どうすれば、時短の換気ができるか。宋准教授は、次の3点を同時に行うことを勧める。(1)新鮮な空気が部屋全体に行き渡るように風の入り口と出口をつくり「換気経路」を確保する(2)複数の窓を開けて空気を流す(3)換気扇や扇風機などを回す―。これらができて、風が通り抜けるのを肌で感じられたら、換気は1時間に1回、1、2分で十分可能という。

エアコンをつけたままで窓を開けると、電気代が気になる人もいるだろう。ただ、エアコンは運転開始の直後が最も消費電力が多くなる。短時間ならつけたままでも電気代は大きく変わらない。熱中症を防ぐためにも、室内の温度が28度以上にならないよう、エアコンを有効に活用したい。

窓を開けて換気しなくてもいい場合もある。2003年以降に建てられた住宅は「24時間換気設備」の設置が義務付けられており、窓を開けなくても換気ができる。「ただ、スイッチが入っているかは必ず確認しましょう」と宋准教授。給気口や排気口を物でふさいでいないかも注意したい。

◇夜間 寝る時はエアコン活用を  換気で注意が必要なのは、昼間だけではない。窓を開けてエアコンをつけずに寝ているうちに熱中症を発症し、運ばれる高齢者が少なくないという。県立広島病院救急科(広島市南区)の楠真二主任部長(55)は「毎年、夜や早朝に熱中症で重篤な状態になって搬送される人が絶えません」と指摘する。

新型コロナ対策で換気を呼び掛けている今年は、窓を開けてエアコンをつけずに寝る人が増えるのではないかと、楠主任部長は危惧する。「夜も油断は禁物です。換気も大切ですが、同時に熱中症予防の対策も忘れないでください」と訴えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c3d1ac887d860499d0139f55571ba3e7fa03d0b







ネットの反応
夏休みの短縮された学校では、工夫が求められそうですね。
昔は小学校に空調などなく、窓をいつも開けていました。
それで良いじゃないかと言いたいところですが、夏の暑さが昔とは異なって来ている。
むつかしいところですね!
感染症に対しては、換気が大事とは当初から言われていましたね。
エアコンは、サーキュレーターなどとの併用のほうが効率良く使えるように思いますが、換気もとても大事です。
窓を開けるのであれば、その風を流す窓も開けなきゃいけません。
ワンフロアであれば台所の換気扇をつければいい。部屋が大きくなると換気も難しい。
換気もだけど、これから気温が上がって行く中マスクしたまま歩くのはかなりキツイ。
風が強い日は1〜2分の換気でも良いかと思うが、風がない日や強風雨で窓を開けられない日は扇風機の利用などの工夫が必要
エアコンの効いた電車でも窓を開けたいが、車両によってエアコンに換気機能付きとそうでないものがあるらしく、窓開けを躊躇してしまう。エアコンに換気機能がついているのかはステッカーなどで明示してほしい。
今住んでいるマンションは24時間換気設備が付いていますが、やっぱり外の空気を入れ替えたいので、リビングは一日中窓を開けて網戸にして換気しています。
寝室も朝から寝るまでは窓を開けて網戸にして、カーテンで見えないようにしています。
コロナの感染予防には換気が必要と聞いているので、できることはしようと思っています。
これから夏は換気するにしても、窓は全開はできなくなると思う。
エアコンに空気清浄機が付いているので、それで部屋の空気を綺麗にしたいと思います。
網戸にして開けて換気していても帰宅したら必ずしも窓を閉められている事が度々あるので本当に困ります。これからの時期になると高齢者が特に怖い。暑さに慣れていなくてもやはり風通しを心がけて欲しい。熱中症で倒れてしまっても逆に困る。
昼間はエアコンつけっぱなし、窓は少し開けっぱなし(防犯グッズで固定)ではダメかしらん。南側西側は雨戸締め切りで。
高温多湿の夏では屋外での散歩や軽いランニングぐらいならマスクは必要ないでしょう。高齢者の場合コロナに感染するより熱中症や運動不足の方が危険です。早朝の涼しい時間に外出しましょう。




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