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【平井文夫の言わねばならぬ】「私たちは43年間めぐみさんを放置した」「我々がすべきことは気楽な立場で政権を批判するのではなく、自分の娘が、あるいはきょうだいが北朝鮮に拉致されたら、とまず想像してみることだろう」




・私たちは43年間めぐみさんを放置した
・めぐみさんの弟哲也さんの怒り
・自分の娘が拉致されたら

私たちは43年間めぐみさんを放置した

横田めぐみさんの父、滋さんが43年間娘に会えず亡くなった。安倍首相は「申し訳ない思いで一杯だ」とコメントしたが、少し泣いているようだった。僕も記者のはしくれとして横田さんに申し訳なく思った。

これは一昨日のフジテレビの番組「バイキング」の中でも言った事なのだが、1977年にめぐみさんが北朝鮮に拉致された3年後、産経新聞の阿部さんという記者が「日本人が拉致されている」というスクープを発表した。

しかし当時野党第一党だった社会党はもちろん、自民党でさえ北朝鮮と仲が良く、「そんなバカなことがあるわけがない」と相手にしなかった。僕も半信半疑でメディアもほとんどが知らんぷりだった。

結局2002年に当時の小泉首相が訪朝し金正日に謝罪させるまで25年間、我々日本人は拉致問題を放置していたのだ。本当に恥ずかしいことだ。そしてその後18年間我々は再び放置した。

横田哲也さんの怒り

「バイキング」の中で東国原・元宮崎県知事が「(拉致に)結果的に進展はなく、政府の責任は極めて重い」と発言した時に、「拉致問題の進展がないことを安倍さんのせいにするのはおかしい」と思ったが、確かに進展はしておらず、いまだ帰ってこない肉親を待ち続ける家族の方々にはそういう気持ちもあるのだろうなと思い黙っていた。

僕もこの拉致問題を30年ほどだが追いかけているので少しモヤモヤしていたら昨日、めぐみさんの弟の横田哲也さんの会見を聞いて驚いた。

哲也さんは問題なのは「安倍政権」ではなく、「40年間何もしてこなかった政治家や、北朝鮮は拉致などしていないと言い続けたメディアである」と指摘した上で、「何もやってない人が政権批判をするのは卑怯だ」と非常に厳しい言葉で政治家やメディアを批判した。

横田滋さんは本当に立派な人だった。めぐみさんの娘ウンギョンさんが「おじいさんとおばあさんに会いたいから平壌に来て」と言った時も拉致の交渉が北朝鮮ペースになることを嫌って訪朝しなかった。孫に会いたいという感情より拉致問題全体の解決を優先する人だった。哲也さんたちもそんな両親の背中を見て育ったのだろう。

自分の娘が北朝鮮に拉致されたら・・・

我々がすべきことは気楽な立場で政権を批判するのではなく、自分の娘が、あるいはきょうだいが北朝鮮に拉致されたら、とまず想像してみることだろう。

そして今は天国にいる横田さんの思いをかなえるためにも、我々はいかなる手段を使ってでも拉致被害者の奪還を最優先にしなければならないと思うのだ。

【執筆:フジテレビ 解説委員 平井文夫】

https://news.yahoo.co.jp/articles/02eff0ef5325ceda8138e1f23431917c6a4fc0ac







ネットの反応
国家が本来、真っ先に何よりもやらなければならない使命は国民の生命と財産を守ることのはず。

拉致問題では、横田めぐみさんを43年間も救出できず、残念ながら、日本は基本的な国家としての体をなしてこなかった。

なぜか?と考えると、やはり戦後の日本が安全保障や危機管理において、アメリカにおんぶに抱っこで、平和ボケしていた面があると思う。隣国には北朝鮮のような拉致を実行する犯罪国家が存在していたのに、情報収集面を含め、あまりに無防備だった。日本には今も主要国には必ずあるはずの大きな情報機関がない。

拉致被害者の家族は高齢化している。未帰国の政府認定拉致被害者家族の「親世代」で存命なのは、横田早紀江さん(84)と有本明弘さん(91)のお2人だけになった。

お2人の年齢を考えると、残された時間はあまりない。政府やメディア、国民は一丸となって拉致問題の一刻も早い解決を目指していかないといけない。

マスコミのすさまじい隠蔽体質。
自分たちに都合の悪いことは徹底的に隠す、死んでも隠す。
コロナ禍でのフェイクニュース連発も、渋谷医師をはじめとして、全てネットにより指摘されるまで、何一つとして自発的な訂正がなかった。

先日のフェイクだと言われている共同通信の中国非難決議もそうだが、このようなマスコミの隠蔽に対して、政治家や国民の指摘により、即日マスコミの悪事が暴かれるようになったのは良いことだ。

たしかに安倍政権は成果をあげていないが、批判をしている人は何か努力をしたり建設的な意見を述べたのか?
小泉訪朝は成果をあげたがマイナス面も大きかった。資金を得た北朝鮮の核開発に力を貸してしまった。
拉致問題を政権批判の道具としか考えていない政治家やマスコミは真剣に反省してほしい。
この件で安倍政権を批判するのは無責任だろう。
今の日本の法律や実力では、経済制裁をかけつつ、交渉の窓口を開いて北から日本に擦り寄ってくるのを待つ以外、方法はない。
以前、北が要求していた莫大な賠償金なんて日本は支払えるはずがないのですから。それにすでに朝鮮半島唯一の政権ということで韓国に莫大な援助をしています。二重どりは許してはなりません。
もしくは、日本が北に軍事的圧力をかけ屈服させるという手段もありますが、今の日本の法律や自衛隊の実力から考えても、不可能です。

放置しているというよりも、安倍政権のやり方以外、方法がありません。

全く横田哲也さんの言われる通りです
普段眉間にシワ寄せて政府批判ばかりの枝野代表や志位委員長がこの件で何かしましたか
昔から日本は南北朝鮮に謝罪しろ、謝罪する誠意が足りないと世界に向け言っていましたね。
絶えず日本政府の足を引っ張り続ける人たち共産党、立憲民主党は恥を知れ!
横田哲也さんのコメントに関して、きっちりと伝えたマスコミが少ないのには驚いた。
また、日頃、安部政権を非難し、滋さんがお亡くなりになられた時にも非難された方々も、コメントせず、だんまりです。

地上の楽園と言われ、金丸さん、田辺さんが揃って訪問時にも、マスゲームで涙し、批判されることもなかった。

そう、40年間はゼロだったのを安部さんは1にした。非常に大変だったと思う。

米国だけに頼らず、自分達で何とかできる体制を本気で考える時が来たのかと思う。

メディアの方々や危機感の無い政治家の方々は
本当に血の通った日本人ならば 弟さんの気持ちを汲んで
毎日でも拉致問題、北の悪事を報道、調査して下さい。
東さん、国会議員を辞めて良かったですね。国会議員の職務は国民の生命、財産を守る事、国会議員の時に拉致問題何かしました?弟さんのコメント聞いてどう思うかコメントして下さい。まぁコメントしないと思いますし今後この話題スルーすると思いますし、この話題どのマスゴミはスルー無視状態でした。
こう言う正論が上がると、何時も政権批判しているマスコミや個人も鳴りを潜めねぇ。

インターネット等により誤魔化しが効かなくなっているのは良い傾向だが、偏向ばかりのマスコミに対しては、電波オークション制度を導入する時期に来ていると思う。

北朝鮮が拉致を繰り返してら時にも大マスコミ様は北を地上の楽園だと賛美してたわけだからな。
この件では政権を批判する権利などない。
もし批判したいならまずは視聴率の見込めるゴールデンタイムで自己批判番組を放送してからだろ。
正恩の代になった時に、正恩は拉致に関与していない世代だから解決できるのではと期待する声があった。
しかし、結局何も進展していない。

そして、日本のマスコミ。
かつてあの国を地上の楽園と褒め称えた世代は既に会社を去り、今会社を動かしているのは、当時を知らない世代や、入社していたとしてもペーペーだった世代。
だから、今こそかつての報道が誤りであったと認め、謝罪してほしい。
あの国とは違い、間違いは間違いと潔く認める国とはなのだと、誇りを持ってほしい。
そして、これからは折に触れ、拉致被害者が日本に帰れずにいるのだと、この人権侵害を繰り返し内外に向けて報道してほしい。

申し訳ないことに自分は、そして多分多くの人は、今回のような“何か”があれば、あの国の非道さに憤るけど、しばらくすると日常に紛れて忘れてしまう。
そんな時に、今この時も苦しんでいる同胞がいるの思い出させてる機関であってほしい。





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