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二階幹事長、このまま石破氏への接近を継続すれば石破氏や松永久秀と同じ変節を繰り返した人物になってしまいますよ。

二階幹事長の不審な動きが話題になっている。

急に安倍総理の四選を口にしなくなった上に、石破氏と急接近しているのだ。

しかし、それでは石破氏と同じ裏切りを繰り返す、松永久秀のような人物になってしまうことを指摘したい。

二階幹事長、突然の御乱心!?安倍総理の四選に様子見の上に、石破氏に急接近!!

これまで二階幹事長は安倍総理の四選をしきりに訴えてきた。

しかし、6月1日に突然、二階幹事長は、「総裁から積極的に『(総裁四期目を)やりたい、やらせて頂く』という表明があって、すべきであって、私の方から『総理いかがでございましょうか』って伺いたてて行くようなものじゃなかろうか」と発言した。

まさに180度の方針転換だ。

しかも、最近の二階幹事長は、石破派パーティでの講演を引き受けるなど、石破氏に急接近中と邪推かもしれないが不審な動きがある。

もしこのまま、石破氏と急接近しつづけ、いきつくところまでいけば二階幹事長にとって、三度目の造反になってしまう。

二階幹事長のこれまでの歴史!!安倍総理の重用により、史上最長幹事長も目前!!ここで三度目の造反を行うべきではない!!

ここで二階幹事長の歴史を振り返ろう。

1983年、初当選する。当初は田中角栄の田中派に所属した。1987年、竹下登氏が田中派を離脱し、竹下派を結成し、多くの田中派議員が離脱した。しかし、二階氏は田中角栄に対する配慮などにより、竹下派結成には参加しなかった。その後、奥田敬和ら中間派が竹下派に参加したことを契機に自身も参加した。

1992年に竹下派が分裂すると、小沢一郎に同調し、羽田派に参加し、1993年には小沢と同調し、自民党を離党し、新生党結成に参加し、細川・羽田政権に参画する。その後、羽田政権が崩壊すると、小沢の側近として、新進党・自由党に所属し続ける。一貫して、小沢側近であったわけだ。

その後、1999年自由党が小渕総理と連立を組むも、2000年に小沢が連立離脱を図ると、連立残留派とともに自由党を離党し保守党を結成する。2002年、保守党の改名した保守新党が壊滅し、自民党に吸収された。こうして二階氏は10年ぶりに自民党に復帰した。以後、自民党が下野する2009年までほぼ一貫して政府や党の要職の座につけ、政界再編期の離党・出戻り組の中では異例な存在であった。

その後、小泉、安倍、麻生、谷垣氏らの歴代総裁に重用され、二階氏も忠実に職務を全うした。特に安倍総理からは重用され、第一次政権では国対委員長、第二次政権では、衆議院予算委員長、そして幹事長に任命された。

安倍総理の重用としては、2020年8月3日で幹事長として連続在職日数が1096日に達して前尾繁三郎を抜き歴代最長になり、さらに続投すれば2020年9月には通算在職日数が最長の田中角栄も超える可能性が出ていることを見ればわかるだろう。

これほどの恩顧を受けていながら、もしも安倍総理から離反しようとするのは、1993年の自民党離党、そして、2000年の自由党離党以来の造反ということになるだろう。

それでは自民党復党以降も裏切りを繰り返した石破茂氏と同じ存在になってしまう。大幹事長である二階氏には、是非とも、今後とも安倍総理を支えていただきたい。奈良県の松永久秀ではなく、紀州の偉人である陸奥宗光や徳川吉宗こそ二階幹事長のような大政治家には相応しいはずだ。

ぜひとも、二階幹事長には、安倍総理を支え、陸奥宗光、徳川吉宗に続く、和歌山の三英傑になっていただきたい。

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