文在寅大統領を止める者はいない!?選挙に勝利、そしてG7招待。勢いづく文大統領が日本に対して強硬姿勢を見せる!再度の世論工作に警戒が必要!!!
韓国の文在寅大統領にとって、両手をあげて喜ぶことが立て続けに起きた。内政面では、総選挙で圧勝をし、外交面では、北朝鮮に目をつぶれば、アメリカのトランプ大統領から、G7に招待されるといった出来事があった。
北朝鮮との関係を除けば、この世の春を謳歌している文大統領。調子づいた文大統領が、日本に対して更なる強硬姿勢を見せる。
総選挙で圧勝した文大統領。スーパー与党の誕生
4月に行われた韓国の総選挙。新型コロナウイルスの感染拡大防止を図りながら実施された。
内政・外交に失敗続きの文大統領だったが、新型コロナウイルス対策という一点突破をみせ、歴史的大勝を収めた。
文在寅政権は、新型コロナ封じ込めの成功により、その危険な体質とこれまでの内政、経済、外交などあらゆる分野での失政について審判を受けることなく、総選挙では177議席を獲得し、圧勝した。このため、文政権の前半の失政を反省するどころか、むしろそれを一層強力に推進しようとしている。その典型が、国内の積弊の清算と北朝鮮を甘やかし、北朝鮮の軍事的脅威を無視する政策である。
(略)
韓国国会の議員定数は300議席。177議席の獲得は文句なしの圧勝だ。しかし、ここまで圧勝をすると懸念されるのが、文大統領の暴走だ。これが日本人が気をつけなければならないポイントだ。
総選挙で、大統領任期前半の評価を受けなかった文大統領は、反省する機会を逸したのだ。
さらに、文大統領を勢いづかせる出来事があった。それがG7だ。
トランプ大統領、韓国をG7に招待!?
中国との対立に躍起になっているアメリカのトランプ大統領。そのトランプ大統領が、中国包囲網を形成するために、韓国を始め、数か国をG7に招待しようとしている。さらには、G7を拡大しようとしているのだ。
これに気をよくしているのが、文大統領。
トランプ大統領との電話会談で次のように語っていた。
(略)
電話首脳会談は1日夜、米国側の要請で15分間、行われた。
トランプ氏は、G7サミットの枠組みを拡大し、韓国に加え、ロシアやインド、オーストラリアの4カ国首脳を招き、さらにブラジルも加えた形での「G11やG12という新たな枠組みの構築を模索中だ」と述べた。
(略)
これに対し、文氏は「適切な措置だ」「G7サミットへの招待に喜んで応じる。防疫と経済の両面で韓国ができる役割を果たしたい」と応じ、「適切な時期に、対面での会議を成功できれば、世界が正常な状況と経済に突入したというサインにもなる」と語ったという。韓国大統領府(青瓦台)が明らかにした。
(略)
文大統領は、トランプ大統領に対して快諾したようだ。韓国大統領の報道官のコメントが、文政権の浮かれっぷりを如実に表している。
(略)
姜珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は、2日前に行われた韓米首脳電話会談と関連して、「世界の外交秩序が古い体制のG7からG11またはG12に切り替わる可能性が高まった」とし、このように話した。
(略)
一部では米中対立の中、米国が主導する新たな多国プラットホームに参加することに対して懸念する声が出ているが、文氏は「(G7への)招待を回避する必要は少しもない。歓迎することだ」と述べたと、姜氏は伝えた。
(略)
文大統領の浮かれ度合と比例するように、日本に対する強硬姿勢は強まっている。直近で見てみても、日本が行っている輸出管理強化策のWTO提訴手続きを再開したり、また慰安婦問題に対しては「真の謝罪には至っていない」と言ってのけた。
内政面、そして外交面において、文大統領が調子づく出来事が連発した。
今後、さらに日本に対して強硬策を打ってくることは想像できる。日韓関係を歴史上最悪のものにした文大統領は、日本が最も警戒しないといけない韓国大統領であることに違いない。
今後、文政権が再度の世論工作を仕掛けてくることは大いにありうる。日本国民は警戒が必要だ。