【種苗法改正 先送りに農家怒り】種苗法改正案継続審議に怒りの声 新品種盗難続発で九州の農家「制度に穴」
17日に閉会した通常国会では、ブランド農産品などを海外に不正に持ち出すことを禁じた種苗法改正案の継続審議が決まった。インターネット上などで盛り上がった「自由な栽培や売買が難しくなる」といった声に押された形ともいえる。ただ、九州では今も新品種の苗が盗まれる被害が相次いでおり、貴重な知的財産の流出懸念は高まり続けている。(九州総局 中村雅和)
改正案の柱は、品種の開発者が栽培可能な地域を指定できるようにすることと、収穫物の一部を次の栽培に生かす自家増殖への許諾制導入だ。現行法では販売されたタネや苗には、開発者の権利(育成者権)が及ばず海外への持ち出しが可能だ。自家増殖した後の海外流出は違法となるが、増殖実態は把握しきれず対策のしようがなかった。
開発者の権利を保護するには各国で品種登録する方法もある。ただ、日本で新たに登録した品種を海外でも登録可能な期間は4~6年以内と短く、これを過ぎれば無権利状態として栽培されてしまう。
日本の農作物が海外に流出し、本来得られていたはずの利益を失ったケースは多い。高級ブドウのシャインマスカットは苗木が中国や韓国に流出し、両国の東南アジア向け輸出品となった。イチゴでは1990年代後半、韓国に日本の品種が流出。それらを交配した新品種の権利は韓国側が持ち、同国で圧倒的な栽培シェアを占める。農林水産省は諸外国での品種登録を支援するが、各国の手続きは一筋縄ではいかない。そこで流出防止の実効性を高めようとしたのが改正案だ。
これに対し、一部農家は「農作物の自由な栽培が妨げられる」「種を開発する多国籍企業に種苗の権利を独占される」と反対し、芸能人もSNS上で同調コメントを投稿し拡散された。
ただ、江藤拓農水相は5月の記者会見で、反対論に対し「不要不急の法律というが、権利を守ることについて一刻の猶予もならない」と強調した。事実、海外流出が懸念される事案が佐賀県で頻発する。
県が開発したイチゴの新品種「いちごさん」は昨年11月と今年1月に唐津市で、今年4月には伊万里市で盗難被害に遭い、5月には白石町で盗難被害が発覚した。県外や海外への流出は確認されていないが、対策は待ったなしだ。県はいちごさんかどうかを素早く判定するDNA鑑定法を開発するなど手を打つが、現行法では限界がある。
県園芸課の担当者は許諾制導入による事務手続きや費用負担増などは課題だとしつつも「持ち出しを制限できる規定の創設には意味がある」と評価していた。
今回の継続審議には農家から怒りの声も上がる。ある福岡県のイチゴ農家の男性は「国内市場の競争は厳しく、輸出も同じだ。敵に塩を送っているような制度の穴をふさがないことは怠慢だ」と語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fed91f7bdd7f48788b0cd78c41a8ffdf6e1edacb
他人の開発した種を一回購入したら、あとは無償で使わせろって意味だろ?
だったら最初に購入する際に、莫大な開発費と権利にふさわしい値段で購入しないとダメだろ。
誰に権利が帰属するか分からないような昔ながらの品種は、自由に自家増殖できるのだから、この法整備に文句言ってる奴の主張はマジで意味不明。中韓の差し金としか思えない。
しかも、無責任な発言したツィートは削除しているし。。。
芸能人が政治的な発言をするなとは言わないけど、自分の発言には責任をもって欲しいよな。
農水省の説明をよく確認せずに、自家増殖の禁止だの、モンサントだの、意味不明の妄想主張を繰り返す。
それでそれが間違いであると返されると論点をずらし法律があったって防げないと主張し始めるありさま。
法律があっても防げないと言い始めたらすべての法律意味がなくなるのでは?
女子代表選手が食べてた苺は日本で開発された苗で
勝手に作られた苺だったのに。
日本で開発された苗の掛け合わせで
海外の農家が勝手に新しく開発しても日本の
開発者に一銭も入ってこないから、それを防ぐための
大切な法案だったのに、野党はなぜ海外の農家にだけ
メリットが出るように仕向けたのだろうか。
この法案に関しては、自民党議員が正しい主張を
していなのに、無能な反日野党議員、共産党の
所為で、真っ当に開発している人が損失を
食らう羽目に。
エアリズムのマスクで行列が!!!それって重要?
法律で一定の割合を国政に関わる報道なり、ドキュメンタリーを作ることは出来ないのかな?
くだらんことに国民の知る権利とか言うけど、TV局自体が、大事なことを報道してなくない?
スポンサーが付かないから?
国民の電波無駄に使わないでね!
改正への賛成者を増やすには
まずは種子法復活と農業競争力支援法を廃案が先
それか日本種苗の盗品対策だけを盛り込んだ法律を作った方が早い
この改正案であたかも100%海外流出を防げるみたいに言っているのはおかしい。
農水省は、この改正案の前に農業競争力支援法を作ってる。
平等な競争のために外資に日本の公の種のデータを開放するんだそうです。
それなのに、種苗法の改正では日本の種を守るためと言っているのはおかしい。
本当にこの改正案でやりたいのは外資にどんどん種を登録させて、その許諾料(特許料)で日本で儲けさせることではないですか。
海外流出を防ぐための方法は、該当国での品種登録しかないと農水省も過去に説明しています。
2017年に、農水省は、そう明言している。今になって、この話を、なぜしなくなっているのか。
種苗法改正は、あくまで日本国内の事だ。
海外には適用されないのは、みんなも知っての通り。
記事のように、盗まれれば、どうにもできない。
改正して取り締まったって、盗まれるものは盗まれる。畑にシャッターついていないですからね。盗難は、今でも犯罪。
記事には、「海外登録は、一筋縄ではいかない」とあったが、どのあたりが一筋縄ではいかないのか、記事にして欲しいです。さらっと、流す問題ではない。
日本の種苗を、守るに、政府は、いの一番に海外登録に力を入れるべきだ。
種苗法改正を、賛成派も、反対派も、日本の農業を守りたい気持ちはみんな同じです。
法改正は、農業に関わる方、一人残らず守れる内容にするべきだ。